1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

碧のかたみ Holly Novels

尾上与一(著者),

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥942

¥880 定価より62円(6%)おトク

獲得ポイント8P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/22(水)~5/27(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 蒼竜社
発売年月日 2013/08/08
JAN 9784883864201

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/22(水)~5/27(月)

碧のかたみ

¥880

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.6

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラバウル航空隊に移籍してきた厚谷六郎と、前作「天球儀の海」にも登場した、希の兄である琴平恒のお話 戦地は死と隣り合わせ いつしか戦闘機のペアという関係よりもさらに強い絆で結ばれ、互いを想うようになった2人も例外ではなく、ここでいう"人生"は近い将来命を散らすまでの人生なんですよね 最期まで共にいると決めた2人の絆は何よりも尊く(BL的意味ではない)、神聖なものでした。 そして本作の要でもある星空。 想像もできないほどに壮大なその存在により、彼らの置かれている脆くて儚い運命が余計に際立ちます。 戦地に赴いた人達は一体どのような気持ちで星空を眺めていたのでしょうか。 自分の命がいつ終わるかわからない中で。 顔も名前も何も知らない敵の命を奪い合う日常で。 そんなものと無縁の存在を眺める時間は、やはり特別な瞬間だったのではと想像しました。 米軍に囲まれて絶体絶命の最終局面、拳銃による自死か降伏か。 六郎は降伏を選択しました。 恒にとって、敵に降伏するなど言語道断だったことでしょう。 恒は怒りを露わにしましたが、六郎のこの選択は英断だったと思います。 恒を庇う位置で米軍兵士の銃口を一身に受けて立つ六郎の想いに涙が止まりませんでした。 米軍は結果的に2人を救出し、瀕死の重症を負っていた恒の命も助かりました。 敵である日本人への待遇に困惑した六郎の問いかけに対する米軍兵士の「ここは戦地ではないからだ」という答えがとても印象的です。 そして戦争が終わり、アメリカから日本に帰った2人。 それから何年かして、約束通り、恒に自分が作った花火を見せる六郎。 大輪の青い花火は約束の名「月光」 恒は一人うずくまって涙を流す... 素晴らしい物語でした

Posted by ブクログ

2023/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作主人公ユキのお兄ちゃん恒が主人公です。 ユキの話の中で戦闘機で活躍してる…と出てきてました。舞台は全盛を誇る南の要塞・ラバウル航空隊 恒は操縦士としては優秀ですが気が強く喧嘩っ早い問題児。ラバウルに着任した六郎は恒と最新鋭の夜間戦闘機「月光」でペアを組む事になり… 1945シリーズ第二弾でございますm(_ _)m 以下BL嫌いな方スルーしてください。 ツンデレ受け×溺愛攻めです。 前作ではユキをいじめてばかりで乱暴な兄と出てましたが、恒の本心は「ラバウルで食い止めて内地を守る。可愛いユキを守ってみせる」なんですね。 戦況厳しくなる中で満身創痍、身体もボロボロ… 「俺と一緒に空で死ぬか?」 「いいよ」 最後まで恒と生きて死のうと思う六郎。 だかしか〜し!!BLはハッピーエンドが大前提でございます!!この縛りに不服無し!! 安心してください… 生き延びますよε~( ̄、 ̄;)ゞフー 尾上与一先生!色々大変だと思いますが、このシリーズ再販してください! お◯氏の為に…m(_ _)m

Posted by ブクログ

2017/04/14

強気受けが絆されて信頼し甘えていく流れが好きなので六郎と恒のカップルはかなり好みでした。 恋心だけでは片付けられない、互いを命を預け合う半身と思うような関係。 数々の危機を乗り越え、青い花火を見ることができて、本当に良かった…。恒の大号泣が、それまでの果てしない想いを語っています...

強気受けが絆されて信頼し甘えていく流れが好きなので六郎と恒のカップルはかなり好みでした。 恋心だけでは片付けられない、互いを命を預け合う半身と思うような関係。 数々の危機を乗り越え、青い花火を見ることができて、本当に良かった…。恒の大号泣が、それまでの果てしない想いを語っています。 斎藤のように、また会えるかのような言葉を残して戻らなかった人が、一体何人いたのだろうと思うと、苦しくなる。戦闘を終え着陸直前で海に墜落してしまうことが少なくなかったとは、、なんとも言えない気持ちになる。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品