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不動産ビジネスはますます面白くなる 成熟市場で成長の芽を見いだす
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2013/08/02 |
JAN | 9784822260811 |
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
久方ぶりに、仕事に直結する書籍を読んだ。僕の職業は銀行員とは言うものの、極端に不動産色が強く、街の成長に合わせて融資を生み出していく様な仕事を行っている(2016/4現在)。古くなったビル達が壊され、新たなビルの生まれるきっかけをデベロッパーや、企画会社と共に提案する。まぁ、言い...
久方ぶりに、仕事に直結する書籍を読んだ。僕の職業は銀行員とは言うものの、極端に不動産色が強く、街の成長に合わせて融資を生み出していく様な仕事を行っている(2016/4現在)。古くなったビル達が壊され、新たなビルの生まれるきっかけをデベロッパーや、企画会社と共に提案する。まぁ、言い方をスマートにまとめればそんな感じだ。 しかし、結局のところハコものを建てる際の“カネ”を融通することが目的であることに変わりなく、実際は、飛び込んでくる情報や建築(資金)計画を目にするたびに“どこかで見たことがある様な建物とキャッシュフローシミュレーション”のオンパレードに辟易する毎日。要するに全部同じなのだ。馬鹿の一つ覚えのように均一的な事業計画の“住宅型有料老人ホーム”“投資用アパート”“テナントビル”“分譲プロジェクト”・・・どれもこれも、持ってくる人と計画の場所さえ違えど、書かれている内容に特筆すべき特徴は皆無。銀行によっては、資本背景さえしっかりしていればサラリーマンにでも老人ホーム建設資金を融資する始末。どこかの介護コンサルの描いた夢の様な事業計画書を鵜呑みに、なんちゃって介護事業者になってしまうことさえできるのだ。そんなハコに何の価値があるのだろうか。これからの20年30年をしっかりと見据えた上で行う不動産ビジネスとは一体どのようなものなのだろうか。アベノミクス効果というかなんというか2013年、にわかに湧き起っている不動産プチバブルは果たして正常の範囲内なのだろうか・・・そのあたりを整理・確認すべく本書を読むことにした。結果この本、読んで大正解。 確かに、不動産は“ただのハコ”なのである。そのただのハコが演出する空間が如何に優れているか。不動産の価値はそのことだけに集約される。その価値が時代の流れと共に変化しつつある。本書はその変化を敏感に捉え、次なる一手を様々な角度から提案しており、その提案の実現可能レベルも極めて高い。例えば、『アクティブシニアの住み替え支援』と『農業の産業競争力向上』の融合した不動産ビジネスの展望をサラッと紹介しているが、そういった目線をいち早く取り入れた不動産事業(ビジネス)に早く出会ってみたいものだ。(福岡では今のところメジャーではない) なんにせよ、冒頭に出てくる3つのキーワード “スモールビジネス”“オペレーショナルアセット”“サステナビリティー” 本書は、この3つを軸にこれからの不動産ビジネスを興味深く追いかけていくべききっかけを与えてくれた。まずは身の回りの不動産関連のパートナーへ本書を勧め、小さいながらも試行錯誤を重ねながら、地元の街で絵を描いてみたいと思った。と同時に、『たんなる大家業は、これから自己破産の嵐かもしれない。』という静かな不安が生じたことも事実。どこぞのハウスメーカーで30年一括借上げなんぞして月々振り込まれる小遣い程度の家賃収入をパチンコに使っている様な元農家のおっちゃんオーナーなんかは、危機感ついでに本書を手にすることをお勧めする。ま、このレビューに出会うことも無いだろうが。
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不動産マーケットの動きを初心者にも分かりやすく、まとめている。成熟市場と言われる不動産業界だからこそ、マーケットの動きと連動した経営戦略が必要だと感じた。もっと深く広く、周辺知識をキャッチアップしたい。
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少子高齢化を最大の要因とした、不動産の需給バランス変動に対して、ポジティブに未来が描かれている点が非常に良かった。 確かに、コレからも人は家に住むし不動産は無くなる訳でない。 どんな、家にに住みたいか、どんな家(もしくはオフィスね)だったら過ごしたいかっていう事の未来を考えないと...
少子高齢化を最大の要因とした、不動産の需給バランス変動に対して、ポジティブに未来が描かれている点が非常に良かった。 確かに、コレからも人は家に住むし不動産は無くなる訳でない。 どんな、家にに住みたいか、どんな家(もしくはオフィスね)だったら過ごしたいかっていう事の未来を考えないとね。
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