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古代末期 ローマ世界の変容 文庫クセジュ981
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古代末期 ローマ世界の変容 文庫クセジュ981

ベルトランランソン【著】, 大清水裕, 瀧本みわ【訳】

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古代末期 ローマ世界の変容 文庫クセジュ981

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2013/07/22
JAN 9784560509814

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2014/02/09

「西ローマの滅亡」で片付けられた時代のことを教えてもらった。同じ民族移動のことを仏と独では対極の表し方をすることも、初めて知った。彼方と此方で違うのは、言われれば当然のことだけれど。

Posted by ブクログ

2013/08/07

ローマ世界の瓦解から中世を繋ぐ時代が、昨今の歴史学者から「古代末期」と呼ばれるようになって久しい。だが古代末期と言うタームの発明者であるピーター・ブラウン以来の、暗黒時代ではなく、変化と再編の時代として4~8世紀を描くスタンスは、つまりはヨーロッパ世界が蛮族の後継者ではなく、ロー...

ローマ世界の瓦解から中世を繋ぐ時代が、昨今の歴史学者から「古代末期」と呼ばれるようになって久しい。だが古代末期と言うタームの発明者であるピーター・ブラウン以来の、暗黒時代ではなく、変化と再編の時代として4~8世紀を描くスタンスは、つまりはヨーロッパ世界が蛮族の後継者ではなく、ローマの正統な後継者であるという西欧中心史観を補強するための論理のように思えてならない。この文庫クセジュの一冊も、同様であり西欧以外の国々を極めて低く評価するか無視している。一見、論理的で整合性のあるような巧み入門書に見えるtころが本書の罠であろう。古代末期について考える場合は西欧以外の地域からの視点を十分に考慮に入れて知識を幅広く蓄積しておかないと誤った思い込みを招く事になるだろう。

Posted by ブクログ

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