考える腸 ダマされる脳 ボケない脳は腸がつくる！

藤田紘一郎【著】

• 販売会社／発売会社: 日本文芸社
• 発売年月日: 2013/07/31
• JAN: 9784537211139

商品レビュー

2022/03/20

セロトニン　幸せホルモン　逆境の時に役立つ
ドーパミン　順境のときに役立つ
フィトケミカル　がん抑制効果　特に色や匂いの強いものに含まれる（ニンニク、生姜、ネギ、にんじん、ごぼう、ピーマン、大根、辛子菜、海藻、きのこ）
抗菌グッズは良くない
塩素水を避ける
豆、芋、野菜

2017/08/19

脳がいかに騙されやすく、また我々は脳にいかに騙されやすいか。別腹、胃が多くなった／小さくなった、すべて「満腹感」を欺く脳の誤謬。
腸、特に腸内細菌の環境を整えることで、身体だけでなく精神的な健康も保たれる。

テーマが飛び飛び且つ中途半端に終わることもあり、読みづらい。『空飛ぶ寄生虫』ほどのインパクトないなぁ…

「フィトケミカル」
植物性食品に含まれる化合物。色やにおいの強いものに多く含まれている。ニンニク、ショウガ、ねぎ、にんじん、ごぼう、ピーマン、大根、からし菜。

水溶性で、スープ（味噌汁含む）にするのがおすすめ。

「活性酸素」
対策にはオリゴ糖。たまねぎ、ごぼう、大豆。便秘対策にもよい。

「ほどほどの運動」
速足のウォーキング

2017/02/08

藤田先生はたくさん著書がありますが、たまたまこちらを見かけたので。

脳は実はバカだ、という話は面白いですね。
ドグラマグラという怪奇小説に、脳なんか無くたって生き物は生きていけるのに、人間はバカねー…、というような内容を微生物が語る部分があり、それを思い出しました(笑)

うーん、人間は折角賢い脳を持っているのに、脳に言われるがまま動くと破滅に向かってしまうという…。
便利な暮らしになって環境が変わったせいであって、野生で生きていた頃は脳の働きはそれで良かったんだよ！という意見もあるでしょう。
しかし、この便利な暮らしも人間の脳が目指し、実現したものなんですよね。
脳は周りの環境を良くしようと働いておきながら、環境の変化に付いていけてないわけです…。
人間てあまり優秀な生き物じゃないんですね。
太古から、いろいろな生物が誕生しては滅びてきました。
例えば進化して体を大きく、大きくして生態系のトップに登り詰めたものの、その体の大きさが仇になって滅びてしまった生き物もいます。
人間もそのような、うっかり進化しすぎてしまって自分の身を滅ぼす生き物であっても、不思議ではないですね。

さて、本書の内容に話を戻します。
便の大きさは実は腸内細菌の量、というのは驚き。
食物繊維の量だと思ってました。。
野菜をたくさん食べなさい、と書いてあります。
しかし、私が気になっている個人差については言及がありませんでした。
世の中には、肉ばっかり食べてるけど毎日元気にしてる人がいますよね。
私は野菜は1日の推奨量以上食べてるはずなんですが、胃腸の調子が崩れやすいです。
これはどういうことなのか知りたかったですね。