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「依存症」社会 祥伝社新書
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「依存症」社会 祥伝社新書

和田秀樹【著】

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「依存症」社会 祥伝社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2013/08/02
JAN 9784396113308

「依存症」社会

¥220

商品レビュー

3.2

15件のお客様レビュー

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2021/12/24

依存症とは、原因となる物質、あるいは行動によって脳のプログラムを書き換えられてしまう病気のこと。その病気の本質は時間浪費であり、主な症状は自己破壊。 依存症は人間の意志を壊す病気。 病気に対して、自己流の対処法を試したり、民間療法を頼ったり、諦めるのは責任感のある人間の適切な態...

依存症とは、原因となる物質、あるいは行動によって脳のプログラムを書き換えられてしまう病気のこと。その病気の本質は時間浪費であり、主な症状は自己破壊。 依存症は人間の意志を壊す病気。 病気に対して、自己流の対処法を試したり、民間療法を頼ったり、諦めるのは責任感のある人間の適切な態度とは言えない。 依存症という病気にも相応の対処法がある。 あるはずなんだけど、この本ではそこまでカバーしてくれなくて残念。新書サイズのボリュームでは治療について詳しく書けなかったのね。

Posted by ブクログ

2020/08/23

精神科医の和田秀樹が、文字通り、「依存症」について書いた一冊。 よく逮捕された人が非難されるが、彼らのほとんどは何らかの依存症であるという。 精神科医だけあってその分析は的確だし、現在のメディア批判も的を射てると思うが、その先が知りたかった。

Posted by ブクログ

2016/02/21

■早期離脱症状群 ・手や全身のふるえ ・発刊 ・不眠 ・吐き気, ・血圧上昇 ・集中力低下 ■麻薬や覚醒剤等禁止薬物の依存症は再犯率が非常に高い ■禁止薬物の傾向 ・欧米はヘロインやモルヒネなどのトリップする麻薬が多い(現実逃避型) ・日本は心身の働きを一時的に活性化する薬物が広...

■早期離脱症状群 ・手や全身のふるえ ・発刊 ・不眠 ・吐き気, ・血圧上昇 ・集中力低下 ■麻薬や覚醒剤等禁止薬物の依存症は再犯率が非常に高い ■禁止薬物の傾向 ・欧米はヘロインやモルヒネなどのトリップする麻薬が多い(現実逃避型) ・日本は心身の働きを一時的に活性化する薬物が広がっている(覚醒型) ■覚醒剤の成分アンフェタミンやメタンフェタミンはドーパミンを強制的に放出させ強い多幸感をもたらす ■若者を中心に広がるネットゲーム依存症 ■依存症は進行性の病気 ■これまで依存症は心理的な問題だと思われてきたが,近年になり,強迫性障害における,ある行為が止められない・止まらない状態や,その行為を行っていないと生じるイライラ感,不快感,不安感は脳の神経伝達物質の異常であるという考え方が強まってきた ■中脳の腹側被蓋野から辺縁系や大脳皮質まで延びるA10神経は,興奮するとドーパミンを放出する ■ドーパミンが放出され「快」を覚えると,再びその「快」を得ようと同じような行動(報酬系)をとることで依存症につながる ■依存症は,脳のプログラムを書き換えてしまう ■「我慢」は非常に重要な能力だが,依存症によりそのプログラムが書き換えられ初期化される ■生活保護の推移 ・受給者数:1995年88万人→2913年216万人 ・生活保護費:2001年二兆円→2009年3兆円超→2012年3兆7千億円 ■パチンコは19兆円市場(レジャー白書2012) ■依存症の本質が「時間浪費」である以上,学ぶことや知的関心を高める力が衰退していくことは間違いない ■カウンセリング,精神分析,森田療法などの通常の精神療法では強迫的行為に対する依存の治療は思ったほどの効果を上げていない ■心を変えようとするより,行動を変える方が,最終的に心も変わっていくという,行動療法の考え方も有効 ■「依存症」を意志の問題ではなく病気だと理解すること

Posted by ブクログ

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