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ライス回顧録 ホワイトハウス激動の2920日
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ライス回顧録 ホワイトハウス激動の2920日

コンドリーザライス【著】, 福井昌子, 波多野理彩子, 宮崎真紀, 三谷武司【訳】

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ライス回顧録 ホワイトハウス激動の2920日

定価 ¥4,400

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/07/26
JAN 9784087734836

ライス回顧録

¥2,090

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2023/03/06

2段組み600ページ超の超大作であり、9.11前後のアメリカにとって最も難しい時期に国務長官を務めたライス氏の回顧録。アラバマ州という人種差別が色濃く残る地の出身で黒人女性という立場で国務長官の職で外交を務めあげたことは並ではない。ただ端々に良くも悪くもアメリカらしい大国主義やお...

2段組み600ページ超の超大作であり、9.11前後のアメリカにとって最も難しい時期に国務長官を務めたライス氏の回顧録。アラバマ州という人種差別が色濃く残る地の出身で黒人女性という立場で国務長官の職で外交を務めあげたことは並ではない。ただ端々に良くも悪くもアメリカらしい大国主義やおこがましさも感じる。 大国の真ん中にいる当事者自らがアメリカを語っているという一歩引いた目線で読むのが良いかもしれない。

Posted by ブクログ

2020/11/23

本格的な回顧録を読むのは初めてである。前々から興味はあったが、分量が多いこともあり、なかなか時間が取れなかった。今回、出口治明さんからもおすすめされていたので、やはり読んでみようと思って買ってみた次第である。 この本の中には、大統領選挙から国務長官退任まで、様々な9年間が込めら...

本格的な回顧録を読むのは初めてである。前々から興味はあったが、分量が多いこともあり、なかなか時間が取れなかった。今回、出口治明さんからもおすすめされていたので、やはり読んでみようと思って買ってみた次第である。 この本の中には、大統領選挙から国務長官退任まで、様々な9年間が込められている。9.11以降、世界は一変してしまったが、その強大なプレッシャーの中で、著者や「アメリカ」がいかなる考えを持ち、どのような実行力をもって志を実現させていったか、克明に記されている。 総じて、思考術・仕事術・組織づくり・内ゲバの納め方・交渉術・ボスの支え方・部下との接し方など、志を実現させるために必要なありとあらゆるものが詰まっている。のみならず、著者が様々なことに苦悩し、心を揺さぶられ、または屈辱を味わい、達成感を得ることができたか、といったこともつぶさに描かれており、人間としても魅力にも惹きつけられる。46章に記載されれている、中東和平会議パレスチナとイスラエルとの交渉の際の著者のスピーチは、強い共感と感動が得られるものだった。 回顧録とはこんなに価値のある物だったのか、と思わずにはいられない。今年読んだ本の中で、一番良かった本となった。

Posted by ブクログ

2017/08/19

人種差別が濃厚に残るアラバマ州バーミングハムで生まれた 少女は、「教育が人種差別の壁を越える手段」という両親の 信条に背くことなく育つ。 そして、パパ・ブッシュ政権下でロシア・東欧の専門家として頭角を 表し、子ブッシュ政権では国家安全保障問題担当補佐官、国務長官 を歴任する。 ...

人種差別が濃厚に残るアラバマ州バーミングハムで生まれた 少女は、「教育が人種差別の壁を越える手段」という両親の 信条に背くことなく育つ。 そして、パパ・ブッシュ政権下でロシア・東欧の専門家として頭角を 表し、子ブッシュ政権では国家安全保障問題担当補佐官、国務長官 を歴任する。 子ブッシュの大統領就任後、8ヵ月で起きたのが9.11アメリカ同時 多発テロだ。この事件を皮切りに、子ブッシュ政権の8年間は大きな 出来事の連発だ。 アメリカ大統領という、世界でも大きな存在の近くで過ごした8年間を 綴った本書は、ハルバースタム『ベスト&ブライテスト』にも劣らない アメリカ政治のダイナミズムを伝えてくれる。 9.11から始まったアフガニスタン戦争、それに続くイラク戦争、イスラ える・パレスチナ問題の調整、北朝鮮とイランの核開発、インドと パキスタンの問題、中国の台頭。 これでもかっ!ってほどてんこ盛り。670ページ超、上下2段組み、 しかも改行少な目、文字びっしり。読むのに時間はかかったが、 翻訳のうまさもあり興味深く読めた。 ロシア・ラブロフ外相とは衝突しながらも結構、仲良しなんだよな。 でも、自分のところの副大統領だったチェイニーは相当嫌いだった ようだ。政権中枢にいた8年間、ホワイトハウスvs副大統領府みたい な感じだったものな。 自分が仕えた子ブッシュにはあくまでも忠実。しかし、時には大統領 の発言や態度をたしなめたりする。それもかなり効果的に。IQ200 との噂もあるライスさんだが、本当に頭が切れるんだなぁ。 少々の値段のはる本書だが、読んで損はなかった。小泉政権以降、 日本の首相がコロコロ変わることに対しての苦言もある。すいません、 名前を覚える前に首相が変わっちゃって。 アメリカ視点で書かれているので、「あぁ、アメリカはこう考えるのか」 との参考にもなる。日本人視点で読むと、受け取り方が違うのだけれ ど、それは仕方ないね。 子ブッシュの良き家庭教師は、再び研究者生活を送っているようだ。

Posted by ブクログ

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