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社会心理学講義 “閉ざされた社会"と“開かれた社会" 筑摩選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/07/18 |
JAN | 9784480015761 |
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社会心理学講義
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商品レビュー
4.3
44件のお客様レビュー
とても深く歯応えのある内容だが、講義録なので読み易くはある。行動経済学とか以前に、社会と個人の関係を考えるのならば、基礎知識として本書を読んでおく必要があるだろう。
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前半は研究などを交えて心理学を紹介している。ファーストアンドスローやhuman kindなどで読んだ内容が多いが説明が厚めでより理解か深まった。特に認知不協和はページがさかれている。終盤は日本人や日本文化について書かれていて良い観点がえられた。
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社会秩序の維持と変化について。実験結果を使いながら理論を裏付け、それを社会現象に敷衍していく。社会秩序の維持について。フェスティンガーの認知不協和理論は、自分の意志と矛盾する行動を取ったときに行動を正当化することでその不協和を軽減するというもの。これを民主主義社会に当てはめれば、この社外では平等が建前になっている。だが実際に格差は存在する。したがって社会的弱者は不公平を糾弾する。民主主義社会は建前と現実の乖離の正当化を常に迫られる不安定なシステムだと筆者は言う。 変化について。フェスティンガーらは変化は多数派によってもたらされ、少数派は社会規範に従うか社会から排除されるしかないと考えていた。これを批判したのがモスコヴィッシである。少数派はいわば触媒となり、多数派の考えを変えていくと考えた。 最後に筆者はなぜ個人や社会が同一性を維持しつつ、変化するという矛盾を両立させられるのかを考察する。我々は対象が不変だと信じるからこそ、同一だという錯覚をする。実際のところ、対象は非常に滑らかに、連続的に変化している。
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