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おくうたま 光文社時代小説文庫
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おくうたま 光文社時代小説文庫

岩井三四二【著】

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おくうたま 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/07/10
JAN 9784334765996

おくうたま

¥440

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2022/10/08

浅井長政の庶子である喜十郎は浅井家滅亡とともに疵医師の瑞石に預けられる。自分の生まれた家や師匠である瑞石、織田方の残党狩りなどに翻弄されつつお家再興を目指す。題名のおくうたま最後に謎が解け少しほっこりする終わり。

Posted by ブクログ

2021/07/04

久々に最初から入り込める小説を読む。 テンポよく引き込まれる文章に前に読んだ本もこんな感じだったのでこの人の作品と自分は相性がいいのかもしれない。 瑞石は浅井家の男児を匿い雲石と名乗らせ医学を学ばせるが、雲石には堂々とした態度でバレたらその時考えると雲石の不安を意味のないものとし...

久々に最初から入り込める小説を読む。 テンポよく引き込まれる文章に前に読んだ本もこんな感じだったのでこの人の作品と自分は相性がいいのかもしれない。 瑞石は浅井家の男児を匿い雲石と名乗らせ医学を学ばせるが、雲石には堂々とした態度でバレたらその時考えると雲石の不安を意味のないものとしていう。 そして瑞石の人間らしさや医学を志した動機、そして危険を覚悟で匿ったのは何故か雲石と別れる前日に雲石に語る。 浅井家から特別な配慮か恩を返したのかと思っていたのだけど瑞石の優しさと後悔から引き受けたことを知り動じない人プラス優しい人、顏は怖いが根はいい人な瑞石に今までの行動が全て頼もしい人に変わっていった一行だった。 瑞石と別れ、お家再興の為に助けてくれそうな武将を転々としながら、生活のために医者まがいの事をしていく。 そして五箇山にいる時に乳兄弟の死、そして最後まで助けてくれた2人も連絡が途絶えて1人になってしまうがそれでも道がないか模索中に子どもを助けるか浅井家を取るか苦渋の選択に迫られる。 この決断、浅井長政の願いに心打たれるこんないい歴史小説は久々に読んだ。

Posted by ブクログ

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