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光るキノコと夜の森
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2013/07/05 |
JAN | 9784000058834 |
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光るキノコと夜の森
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
夜の森。深い闇の中で静かに灯るキノコを巡る旅の、写真集。 ・はじめに 奈良 大台ケ原 伊豆諸島 八丈島 小笠原諸島 父島 沖縄本島 やんばる 八重山諸島 石垣島 ・コラム有り ・日本の発光キノコ図鑑 ・見に行こう!探そう!撮ってみよう! ・あとがき 日本の発光キノコは11種類。...
夜の森。深い闇の中で静かに灯るキノコを巡る旅の、写真集。 ・はじめに 奈良 大台ケ原 伊豆諸島 八丈島 小笠原諸島 父島 沖縄本島 やんばる 八重山諸島 石垣島 ・コラム有り ・日本の発光キノコ図鑑 ・見に行こう!探そう!撮ってみよう! ・あとがき 日本の発光キノコは11種類。 発光の謎はまだ解明されていないし、未発見もあるらしい。 その実態も含めての、ミステリアスな存在。 暗い闇の中の灯は、ファンタジーの世界の如し。 その美しい緑と可愛いフォルムは、何とも神秘的です。 小さなシイノトモシダケやアミヒカリタケの愛らしさ。 ただそこに佇んで光っているだけなのに、惹かれてしまう。 発光キノコについての知識も得られて、良かったです。
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緑色に光る、幻想的な発光キノコの写真にひかれて、図書館で借りてみた。写真だけでなくコラムもあり、まったく知らなかった発光キノコの雑学が得られた。 意外なことに、発光キノコの調査・研究はまだ途上にあるらしい。発光のメカニズムや、何のために光っているのかなど明確になっていない。それ...
緑色に光る、幻想的な発光キノコの写真にひかれて、図書館で借りてみた。写真だけでなくコラムもあり、まったく知らなかった発光キノコの雑学が得られた。 意外なことに、発光キノコの調査・研究はまだ途上にあるらしい。発光のメカニズムや、何のために光っているのかなど明確になっていない。それに、今も新たな種が報告されており、まだまだ未発見の種があるとされている。本書で紹介されているキノコも、まだ未同定のために標準和名ではない仮称で掲載されているものがある。 専門家の間では、日本は発光生物の宝庫とされているという。発光キノコを見るなら、伊豆諸島の八丈島が良いと紹介されている。一眼レフのカメラを持って、見にいってもいいかもしれない。 小さい頃に、祖父がホタルがいたと捕まえて持って帰ってきてくれたことがある。発光生物を直接自分の目で見たのは、たぶん後にも先にもその時だけだと思う。たった1匹だけだったが、はっきりとした黄色っぽい光が見えて、不思議な思いがしたのを覚えている。翌日には死んでしまっていたが。『火垂るの墓』の話は本当だった・・・。
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本で確認されている発光キノコは10種類を超え、今も続々と新たな種類が報告されているという。けれども、なぜ、どうやって光るのかなどのメカニズムはほぼ不明で、彼らは「謎だらけの生き物なのだ」。 本書は、石垣島に住み、島と深い関わりを持つカメラマンが、父島(小笠原諸島)や石垣島(八重山諸島)などで撮りためた、「漆黒の森に灯る仄かな光のおびただしさ」を集めた写真集だ。この世のものとは思えないミステリアスな美しさは文字では伝えようがないが、蛍光ペンで立体的に色を塗ったとしか思えないキノコたちのファンタジックぶりは、そのふところにかぐや姫を隠し抱くと信じさせるに十分な、幻想性と物語性を兼ね備えている。
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