子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方大全

アデルフェイバ, エレインマズリッシュ【著】, 三津乃リーディ, 中野早苗【共訳】

• 販売会社／発売会社: きこ書房
• 発売年月日: 2013/06/29
• JAN: 9784877713096

商品レビュー

2024/06/23

ワーク形式になってるのがうまいし、コンセプトには共感できる。が、うちにはあんまり意味なかったかな。非定型タイプは人に対する認知や興味が違うので、ここまでたどりつくまでにやることがあった。特に会話の例は日本語としてそのまま使うと不自然になってしまうこともあり、難しい。

2024/06/17

ワークブック的で、丁寧で分かりやすい。ただ後半、読者からの質問や感想で同じような例が何度も出てくるので、少し読み飽きてしまった。

・誰かが聴いてくれて共感してくれたら、尊重されていると感じ自分で自分を助けることができる。子供の気持ちをかわって言葉で表現する、空想で子供の望みを叶える、など。

・人に悪いところを指摘されると、自分でも分かっていたとしても反発したくなる。ただ事実だけを言われると問題に集中しやすい。

・問題があったら、色々と案を出し、子供も親も納得できる方法を話し合って決める。

・子供に質問されたら、まず子供に答えを考えさせる。

・評価をせず、見たこと感じたことを言う。

・子供は褒められたことを繰り返す。

2021/05/01

良書。

子どもだけではなく、人間との対話で大事なことは何かを教えてくれる。
子どもだからと扱うのではなく、ひとりの人格のある人として関わることが大事であるということがよくわかる。
教職者や親だけではなく、人と関わる人たちすべての人の役に立つ。
コミュニケーションのありかた、人と付き合うときに大事なことは何か、自尊心とは何かを学ぶ機会を持てて非常によかった。

質問責めにしない、答えを焦らない、この辺りが自分の課題かもしれない。相手の回答を急かしたり、自分主導での会話が相手にどのような思いをさせるのか、沢山の事例が書かれているので、ふだんの自分の振る舞いを考えされられた。