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海鳴り 新装版(上) 文春文庫
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海鳴り 新装版(上) 文春文庫

藤沢周平【著】

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海鳴り 新装版(上) 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/07/10
JAN 9784167192587

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海鳴り 新装版(上)

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商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2023/07/09

主人公は、仲買から身を起こし、紙問屋の株を買い取り、今の地位を築いた46歳の小野野新兵衛。現代の年齢でいえば、50代後半だろう。 必死に商売に明け暮れてきたが、仲間内との酒の席で、ふと己の歳を顧み、「年をとるってことは、さびしいことなんだよ。そうじゃないか」と、語る。 相方は、「...

主人公は、仲買から身を起こし、紙問屋の株を買い取り、今の地位を築いた46歳の小野野新兵衛。現代の年齢でいえば、50代後半だろう。 必死に商売に明け暮れてきたが、仲間内との酒の席で、ふと己の歳を顧み、「年をとるってことは、さびしいことなんだよ。そうじゃないか」と、語る。 相方は、「あんた、しあわせなんだよ。目ざしたことをやりとげたから、さびしいというのは、そういう男の気持ちのぜいたくというものじゃないかね」と、諭す。 しかし、新兵衛のその心に芽生えた空虚感が、彼を思わぬ方向へと導いてしまう。 別の紙問屋の人妻おこうとの、今でいうダブル不倫の世界へ。 さらに、問屋世話役たちの謀と、新兵衛を狙い撃ちしたかのような取引先への割り込み。 そんな新兵衛に、人の心を不安に誘い、遠く威嚇するような海鳴りの音が。 お仕事小説と恋愛小説とを掛け合わせたような時代小説。 ワイドショーなどの格好の話題となる現代と違い、不義密通は死罪という時代、新兵衛とおこうとの関係はどうなるのか、ハラハラドキドキしながら、彼らを見守ることになる。

Posted by ブクログ

2021/12/07

共感する人が多い(自分もその一人)のも藤沢周平の腕前なのだろう。 老いつつある男の悲哀も、道ならね恋の行方も引き込まれるが、紙問屋のせめぎあいがビジネス小説っぽくもあり、ミステリ要素もある。 盛り沢山で面白かった。下巻も楽しみだ。

Posted by ブクログ

2021/11/26

40代後半(この時代だと今の50代くらいでしょうか)の男性の仕事の悩み・家庭の不和、そして不倫… 時代は違えども人って同じようなことで苦悩しているんでしょうね。 終始嫌な予感しかしない上巻です…

Posted by ブクログ

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