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謎の古代豪族 葛城氏 祥伝社新書
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謎の古代豪族 葛城氏 祥伝社新書

平林章仁【著】

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謎の古代豪族 葛城氏 祥伝社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2013/07/01
JAN 9784396113261

謎の古代豪族 葛城氏

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2022/01/29

五世紀を通じ最も天皇家に女性を入内させた一族が葛城氏である。応神から武烈まで11代のうち9代は葛城女性と親族関係があった。 その始祖葛城襲津彦はヤマト王権の対外交渉を担う人物だった。 畿内のみならず西日本・瀬戸内海から朝鮮半島に至る水運を掌握し権力基盤とした。 渡来系集団を取り込...

五世紀を通じ最も天皇家に女性を入内させた一族が葛城氏である。応神から武烈まで11代のうち9代は葛城女性と親族関係があった。 その始祖葛城襲津彦はヤマト王権の対外交渉を担う人物だった。 畿内のみならず西日本・瀬戸内海から朝鮮半島に至る水運を掌握し権力基盤とした。 渡来系集団を取り込み先進文物を導入しヤマト王権の中で優越する地位を確立していった。 葛城玉田宿禰は允恭天皇に謀殺され、その後葛城氏は滅亡した。

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2019/01/04

葛城氏の隆盛と滅亡の理由を記紀神話に残された断片や各地の古代から残る地名、近年の遺跡研究の進展から導き出す。葛城氏は各地の海洋豪族と結んで朝鮮半島との外交を一手に担い、天皇家と並び立つ存在となり姻戚として葛城系の天皇が続々即位したが、それを良しとしない非葛城氏系天皇によって氏族間...

葛城氏の隆盛と滅亡の理由を記紀神話に残された断片や各地の古代から残る地名、近年の遺跡研究の進展から導き出す。葛城氏は各地の海洋豪族と結んで朝鮮半島との外交を一手に担い、天皇家と並び立つ存在となり姻戚として葛城系の天皇が続々即位したが、それを良しとしない非葛城氏系天皇によって氏族間の連携を切り崩され衰退した。そうして天皇家が権力を握ったものの武烈・継体天皇の系譜断裂を招く。葛城市の残影は明治まで存在した忍海郡や葛城の神社にうかがえる。

Posted by ブクログ

2017/03/13

水上交通と外交を元に渡来人や職人集団、それをまとめる氏族と手を組んだ葛城氏。 それによって先進文物を手に入れることで優位にたてたのか天皇と姻戚関係になり反映したことが書かれていました。 蘇我馬子などは教科書とかによく出てくるけれどなかなか知らないので読んでみました。 なるほどま...

水上交通と外交を元に渡来人や職人集団、それをまとめる氏族と手を組んだ葛城氏。 それによって先進文物を手に入れることで優位にたてたのか天皇と姻戚関係になり反映したことが書かれていました。 蘇我馬子などは教科書とかによく出てくるけれどなかなか知らないので読んでみました。 なるほどまだ研究途中なんですね。 繁栄したと思われるのに資料が多くないのは不思議。 また葛城に関連した神社に私の地元があるのは驚きました。 葛城地方に行くのはなかなか難しいけれどそこはぜひ行ってみたいです

Posted by ブクログ

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