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浅草のおんな 文春文庫
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浅草のおんな 文春文庫

伊集院静【著】

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浅草のおんな 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/07/10
JAN 9784167546205

浅草のおんな

¥220

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/06/09

久々に伊集院静氏の作品を読む。 心理描写というか、女性の心の襞を表現するのが格別。私は男性なので実際のところはわからないのだが、わかった気にさせてくれる。 今回は浅草が舞台だが、街の空気感を描くのもうまいな〜。

Posted by ブクログ

2024/01/16

年末から年始にかけて一気に読んだ。主人公である女将と常連客のやり取りが暖かくもさっぱりと小気味よいこと。季節感のある小料理屋の料理がいちいち美味しそうであること。こんなお店に通いたい。

Posted by ブクログ

2015/01/26

大枠の概要は、浅草の風物と、小料理屋の女将「志万」を中心とした、慎ましくも誇り高く生きる人々の姿を描いた人情小説。 道尾秀介氏の解説で「このような小説は、頭の中に物語がある作家には書けなく、心の中に物語がある人にしか書けない」という指摘が印象に残った。 「人間って同じことをくり返...

大枠の概要は、浅草の風物と、小料理屋の女将「志万」を中心とした、慎ましくも誇り高く生きる人々の姿を描いた人情小説。 道尾秀介氏の解説で「このような小説は、頭の中に物語がある作家には書けなく、心の中に物語がある人にしか書けない」という指摘が印象に残った。 「人間って同じことをくり返しているようで実は少しずつ前に進んでるんじゃありませんかね」(P198)、「仕事のつき合いが長くなって、お互いが大事な立場になるとね、相手が馴染んでいる場所には足をむけないものなのさ。大切にしているものにはふれないってことだ。それが大人の男の礼儀だ。」(P321)の一節は示唆に富んでいると思う。

Posted by ブクログ