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100分de名著 饗宴 プラトン(2013年7月) 愛することが哲学だ NHKテキスト
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2013/06/25 |
JAN | 9784142230280 |
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100分de名著 饗宴 プラトン(2013年7月)
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
愛とは何か,今一番気になる内容.昔に書かれているけれど,汎用的.「絶対的なものを求めながら共に生きていく」という本質はぐっときた.こういう文脈でいうリア充について「そう信じたいという幻想」という見方も面白い.
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プラトンはソクラテスの弟子だったという。プラトンの著作の中でも傑作といわれる。昔からの「赤い糸で結ばれていた」という話は神話でも伝説でもなく、プラトンの創作らしい。 7月号のテキストだが、最近やっと録画を見ることができたので、併せてテキストも読むことができた。 主題は「愛...
プラトンはソクラテスの弟子だったという。プラトンの著作の中でも傑作といわれる。昔からの「赤い糸で結ばれていた」という話は神話でも伝説でもなく、プラトンの創作らしい。 7月号のテキストだが、最近やっと録画を見ることができたので、併せてテキストも読むことができた。 主題は「愛(エロース)とはなにか?」である。一般にエロースは「愛の神」とされているが、プラトンは「饗宴」の中で登場人物に「エロースは神でさえない」と言わせている。ではいったい何なのか?「それは偉大なるダイモーン」であり神と人間の中間にいて橋渡しをする媒体、メッセンジャーであるとしている。 「愛は美を求めること」であり、美を求めるステップは段階を追って高まっていく。 第1段階 肉体の美 第2段階 魂の美 第3段階 知識の美 第4段階 「美」そのもの→「美のイデア」 プラトンはこのイデア(本質)を求めることが哲学であり、「哲学とは愛である」と言っているのだ。 「愛(エロース)とはなにか?」そう議論することが愛を理想にまで高めていく哲学である。 番組では伊集院がかなり分かったような突っ込んだ発言をしていたが、私には一部に良く分からない理解できない部分があった。自分は彼より理解力が劣るのかもしれないと思ったら悲しくなった。 落ち着いたら本編の方を読んでみたい。
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(2013.06.29読了)(2013.06.27購入) プラトンの『饗宴』といえば、結構名の知れた本なので、十数年前に読んだのですが、どうもピンときませんでした。訳と相性が悪いのか、読解力がないのか、内容が現代の感覚と合わないのか、・・・。 この本を読んでみても、どうもしっくり...
(2013.06.29読了)(2013.06.27購入) プラトンの『饗宴』といえば、結構名の知れた本なので、十数年前に読んだのですが、どうもピンときませんでした。訳と相性が悪いのか、読解力がないのか、内容が現代の感覚と合わないのか、・・・。 この本を読んでみても、どうもしっくりはきませんでした。 それでも、プラトンの『饗宴』そのものを読むよりは、この本を読むほうがわかりやすそうではあります。『饗宴』の登場人物、時代背景、発言内容、発言者が部屋の中にどのように配置されていたのか、等、あたかも映画の解説を聞いているかのように教えてくれます。 【目次】 【はじめに】「哲学」の始まりを考えよう 第1回 世界最古の恋愛論 第2回 愛と欲望の正体 第3回 愛の奥義とは 第4回 理想を求める心 ●内容(10頁) プラトンの対話篇『饗宴』では、六人のアテナイ人名士が「愛(エロース)」を賛美する言論を順番に語ります。 対話の舞台は、前四一六年一月です。(12頁) ●饗宴(15頁) 「饗宴」という日本語が当てられるギリシア語の「シュンポシオン」とは、「一緒に飲む」という意味で、現代の「シンポジウム」の語源になりました。アテナイの上流階級が邸宅に集まって飲みながら議論や余興を楽しむ社交イベントで、文化的な交流だけでなく、時に政治的陰謀の舞台にもなっています。 「シュンポシオン」では、大きい部屋に中央を囲むようにぐるりと寝椅子が並べられています。(18頁) ●神話(37頁) かつて人間は球形をしていて、手足が四本、顔や生殖器が二つあった。「男性」と「女性」に加えて、両性を具有する「男女(アンドロギュノス)」の三種族がいて、それぞれは太陽、大地、月の子であった。 ●「欲望」の四つのタイプ(40頁) 第一のタイプは、欠如の充足を目指すものです。 第二のタイプは、充足を満たしても、将来もそれを維持するために求め続けなければならない 第三のタイプは、手に入れても手に入れても、もっともっと欲しくなる 第四のタイプは、その欲望の目標は「美」や「善」と呼ばれるもの ●人間(57頁) 私たち人間は、知を愛し求める中間者として、エロース、つまり、愛する存在者なのです。 (中間者とは、死すべき人間と不死なる神の中間の者です。) ●プラトニック・ラヴ(72頁) プラトニック・ラヴが「身体を否定する精神だけの愛」という意味を担うようになる背景になる背景には、キリスト教文化とプラトン主義哲学の融合があったようです。 ☆関連図書(既読) 「ソクラテスの弁明・クリトン」プラトン著・久保勉訳、岩波文庫、1927.07.03 「饗宴」プラトン著・久保勉訳、岩波文庫、1952.10.05 「ソクラテス」田中美知太郎著、岩波新書、1957.01.17 (2013年6月30日・記) 内容紹介 amazon 哲学とは、愛である 古代ギリシアの哲学者プラトンの代表作『饗宴』。「対話篇」形式の本作では、ソクラテスを含むアテナイ人名士が「愛」讃美の言論を交わしながら、その本質を浮かび上がらせていく。「哲学者とは、知を愛し求める者、すなわち人間である」。哲学という営みの原点を見つめる。
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