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チャーチル閣下の秘書 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2013/06/29 |
| JAN | 9784488255022 |
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チャーチル閣下の秘書
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商品レビュー
3.4
16件のお客様レビュー
イギリスがドイツに空爆を受けるようになった頃が舞台。 亡くなった祖母の家を売りにアメリカから英国に(赤ん坊の時以来)戻ったマギー(マーガレット)。 なかなか家が売れず、友人達に部屋を貸して、チャーチルのタイピストとして働く事に。 いやぁ~イロイロと波乱に満ちてます。 次はエリザベ...
イギリスがドイツに空爆を受けるようになった頃が舞台。 亡くなった祖母の家を売りにアメリカから英国に(赤ん坊の時以来)戻ったマギー(マーガレット)。 なかなか家が売れず、友人達に部屋を貸して、チャーチルのタイピストとして働く事に。 いやぁ~イロイロと波乱に満ちてます。 次はエリザベス女王の家庭教師になるらしいので…これまた楽しみです。
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タイトルからも解るように、第二次世界大戦下の英国モノ。 コージーちっくな表紙ではありますが、意外と内容はシリアスだったりします。 アメリカ育ちのイギリス人・マギーは、チャーチル首相のタイピストとして働くことになります。 ナチスドイツによる侵攻が迫るだけでなく、アイルランドの武闘...
タイトルからも解るように、第二次世界大戦下の英国モノ。 コージーちっくな表紙ではありますが、意外と内容はシリアスだったりします。 アメリカ育ちのイギリス人・マギーは、チャーチル首相のタイピストとして働くことになります。 ナチスドイツによる侵攻が迫るだけでなく、アイルランドの武闘派・IRAによるテロ行動など、様々な陰謀が渦巻く中にマギーも巻き込まれていきますが・・。 前半は、マギーとルームメイト達との暮らしぶりや、チャーチルのタイピストとしてのお仕事モノ的な部分と、一方でテロリストの不気味な動きが並行して描かれていていますが、話が進むうちに、スパイやテロといった国家レベルの陰謀と、マギーの死んだと思われていた父親の秘密や彼女の個人的な問題とが絡み合って展開し、しかもそこに恋・友情・LGBT等々・・・と、何だかメガ盛り状態です。 後半で、マギーが“広告の暗号”に気づく辺りから上記の要素が一気に動きだして、話の展開が加速していくのが面白く、手に汗握りながら読ませて頂きました。 加えて、戦時下のロンドンの様子もリアルに描かれているのも興味深かったです。 ラストではマギーが思わぬ転職のオファーを受けていましたが、本作はシリーズ化されているので、マギーのその後の活躍を次作で読めるということなのかな。是非チェックしてみたいですね~。
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※このレビューにはネタバレを含みます
英国訪問時には、暗号博物館とキャビネット・ウォー・ルームズ、行ってみたい。 チャーチルが引用するアーサー・ヒュー・クラフの《Say not the Struggle nought Availeth》と、ページへの弔辞、ヘンリー・スコット・ホランド《Death Is Nothing At All》が印象的だった。日本人社会にはこういうのが根付かないなあ。
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