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殺人者の娘たち 集英社文庫
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殺人者の娘たち 集英社文庫

ランディマイヤーズ【著】, 鹿田昌美【訳】

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殺人者の娘たち 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/06/26
JAN 9784087606683

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商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2021/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

興味深く、一気に読んだ。姉のルルはドリューと出逢えて、仕事にも誇りがあって、娘を愛していることも分かって、救いがあった気がするけど、妹のメリーはどうだったんだろう。殺人者の父親から逃れることができなくて、でもそれは、愛情からなのか、義務感からなのか、恐怖からなのか、私にはよくわからなかった。際限なくメリーに求め続けて、メリーに親の顔をするお父さんへの嫌悪感がある。後悔しているのか。自分が悪かったと本当に思っているのか。それに振り回された2人はどうなるのか。ルルにもだけど、メリーにとにかく、もっと救いがあって欲しいと思う。

Posted by ブクログ

2013/10/27

殺人者の娘になってしまった姉妹の30余年のものがたり。罪の周辺にいる人々が如何に傷ついてしまうかが上手く描かれています。甘ったるい終わり方をしないだけに、リアルな感動があります。

Posted by ブクログ

2013/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな物語なのか、殆ど予備知識の無い状態で読んだ。 タイトルで大方の説明は済んでいるとは言える。 感動の大作、読後感は爽やか、との帯やレビューを見かけたが 確かに読後感は悪くはないが、格別爽やかにも感動的にも 自分は感じられなかった。 というのも、全体的にドキュメンタリーに近く 確かにその点では筆者の経験が生きているとも言えるのだが 淡々と事実のみを受け止めていく感じで話が流れていく。 一体どうなるのか、先がわからない不安はたまらなくあったが それ以外に感情移入できた登場人物がいなかった。 比較的、どちらかと言えばルルに親近感を抱いて読み進めていたが そうしてみるとメリーがうざったく感じてしまうし 結婚をして娘もいるのに妹とほぼ同居というのはかなり辛い。 自分がルルだったら、あの局面においても 事実を話して欲しくはなかったし、 別にあとで、子供を助ける為の方便だったとか 自分と姉は血が繋がっていないのだとか、いくらでも 子供に事実を隠しとおす方法はあったと思う。 最終的にメリーが父と同居することにした気持ちもあまり理解できず 何も解決になっていない気がして、爽快にも感じなかった。 こうした事実があった、そしてまだここにあるのだと感じるのみだった。 自分の人生で手一杯ということなのかもしれない。

Posted by ブクログ

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