おやすみプンプン(限定版)(12) ヤングサンデーC

浅野いにお(著者)

• 内容紹介: //付属品～特製カラープンプンTシャツ付
• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2013/06/28
• JAN: 9784091591494

商品レビュー

2013/07/11

プンプンが死んだら、自分も死のうかと思って、立ち読みしている毎週のビッグコミックスピリッツ。
なんつーかね、本屋に１２巻のコミック出たときは、待ち焦がれた恋人と出会ったような、ドキドキと、そしておそろしいようなそんな気分だったよ。
絶望に次ぐ絶望のなか本当に先が見えない。
浅野いにお先生の漫画は必ず、どうしようもない現実の中のなかでも最後にほのかな肯定で終わるのだが、この作品に対して、いにおはどういう納得のいく区切りをあと半年でうてるのだろうか。
とんでもないどんでん返しは期待できそうにもない。かといって、すべてを肯定できる理由なんてあるのだろうか。

正しいピリオドを打てなかったら、俺も尾崎豊とおなじ２６で死ぬよと思わされるくらい、引き込まれる。

ほんとーにさ、人生って、エゴイズムとか、自己肯定感のなさとか、「何かが足りない」という欠如感から、不幸って生まれると思うんだな、僕は。

いや、この作品はすでにどこかで寸分の狂いもなく完成されていて、今から半年で、すべての調和を僕たちは見るのかもしれない。

プンプンの世界を最後まで見守り続けたい。
なぜなら、僕は君たちを圧倒的に愛しているから。

2013/07/02

「これは悪い夢なのだろうか」と、思わずにはいられなくて。途中から読む事が苦しくなってしまった。
日常が非日常に変わってしまうリアルと背徳感が横たわっている。人生を掛けた2人の恋が痛々しく、切ない。
次巻、最終巻。
どうか、それぞれがそれぞれらしい結末を迎える事が出来ますように。

2013/06/28

プンプンと愛子ちゃんの先の見えない逃避行がついに終わる。
二人が救われるためにプンプンが選んだ選択肢とは、死か苦難の生か。
そしてひとときの安寧を打ち破るように殺人のニュースが流れ……
同時にさっちゃんはプンプンの幼少期のトラウマの根源を知る。
そしてペガサスたちにも大きな異変が訪れる……。
波乱の12巻。
次巻13巻で完結です。