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ヒトの心はどう進化したのか 狩猟採集生活が生んだもの ちくま新書
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ヒトの心はどう進化したのか 狩猟採集生活が生んだもの ちくま新書

鈴木光太郎【著】

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ヒトの心はどう進化したのか 狩猟採集生活が生んだもの ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/06/07
JAN 9784480067203

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ヒトの心はどう進化したのか

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商品レビュー

2.5

7件のお客様レビュー

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2017/12/01

「サピエンス全史」を読む前の肩慣らしのような感覚で読んだ。 人間の脳が300万年間の石器時代-狩猟採集時代に最適化されたスペックのまま、かくも複雑で大規模な社会を(問題は多いながらも)何とか運営しているのはすごいことだと改めて思う。

Posted by ブクログ

2014/10/01

ラスコーの洞窟などに書かれた壁画は、社会の教科書で見る限りは、小さな落書きかと思っていたが、実際にはヒトの身長の何倍かの高さに描かれた大きなものだった。いったい、誰が、何の目的で、どうやってそんなものを描いたのか。男女の差は、我々の祖先が狩猟採集生活を送っていた数万年から数百万年...

ラスコーの洞窟などに書かれた壁画は、社会の教科書で見る限りは、小さな落書きかと思っていたが、実際にはヒトの身長の何倍かの高さに描かれた大きなものだった。いったい、誰が、何の目的で、どうやってそんなものを描いたのか。男女の差は、我々の祖先が狩猟採集生活を送っていた数万年から数百万年の間に培われたものだった。いくらこれだけ環境が大きく変化している時代と言えども、ヒトの運動能力、つまり脳のしくみはそれほど一気に変化するものでもないのだろう。ヒトをヒトたらしめているもの、それがいわゆる「心の理論」というものだろう。相手の気持ちや、相手のおかれた立場を理解できる能力。それは、4、5歳ころから身につくものという。それ以前は、まだヒトとは呼べないのかもしれない。「心の理論」があるからこそ、ヒトは文学を楽しむこともできる。登場人物に感情移入ができる。演劇や映画も同じことだろう。この当り前と思っていることが、他の動物にはできない。人間独自の能力なのである。こうしたことをきちんと理解していくことで、ヒトはいかにヒトになったかが分かってくるのだろう。

Posted by ブクログ

2014/02/18

ヒトの心的特徴をヒト以外の生物との比較の中で的確に指摘し、その進化的背景をまとめた書籍。心的特徴といっても、運動や形態とも関係があることが多いので、生物としてのヒトの特徴とその進化をわかりやすく紹介した本だと言える。やや総花的なきらいはあるが、教科書的な意味でよくまとまっている。...

ヒトの心的特徴をヒト以外の生物との比較の中で的確に指摘し、その進化的背景をまとめた書籍。心的特徴といっても、運動や形態とも関係があることが多いので、生物としてのヒトの特徴とその進化をわかりやすく紹介した本だと言える。やや総花的なきらいはあるが、教科書的な意味でよくまとまっている。ひとつひとつの特性については記述が淡白で少し物足りないが、教科書として使うには悪くない。

Posted by ブクログ

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