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きみを守るためにぼくは夢をみる(4) 星海社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 星海社/講談社 |
発売年月日 | 2013/06/12 |
JAN | 9784061389489 |
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きみを守るためにぼくは夢をみる(4)
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きみを守るためにぼくは夢をみる(4)
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商品レビュー
2.3
5件のお客様レビュー
2013年に本巻が刊行されて以来、続編は出ていません。いちおうここで完結と見ても、それほど問題はない結末になっているのですが、すこし後味の悪い終わりかたです。 記憶をとどめておくことができなくなった砂緒のそばにいて、彼女とおなじ時間をすごす朔でしたが、空音が見知らぬ男に襲われて...
2013年に本巻が刊行されて以来、続編は出ていません。いちおうここで完結と見ても、それほど問題はない結末になっているのですが、すこし後味の悪い終わりかたです。 記憶をとどめておくことができなくなった砂緒のそばにいて、彼女とおなじ時間をすごす朔でしたが、空音が見知らぬ男に襲われてしまいます。朔は空音のことを心配し、彼の両親は空音を家に引きとってそだてることにしますが、彼女の絶望は朔が救うことのできないほど深いものでした。 以前も言及しましたが、著者は作中で『遠野物語』に触れており、そのほかにも児童文学などについて言及されていることから、なんらかの理論的背景にもとづいて作品のプロットが構築されているように感じます。おそらく空音にもなんらかの役割が割りあてられており、それは本巻で渉が述べていた「記号としての祝祭」であるのかもしれません。ただ、彼女にしても砂緒にしても、あるいは雨花にしても、朔の心の揺れ動きに対応した運命をたどっているだけで、いまひとつ彼女たちに固有の存在感のようなものが感じられませんでした。
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幸せな最後を願いながら読みましたが、少し悲しい結末となっていて正直凹みました。自分にはハッピーエンドの恋愛ものが合うと感じました。
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ことの展開も、主人公たちの決断も、目を見開くことが多かったかもしれない。 朔は確かに長い時間を失って、人一倍いろんなことを考えるけど、自分が大人になる過程では為し得なかったことだとは思うけど、すごく、読んでて、複雑な気分になる。
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