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人間の性はなぜ奇妙に進化したのか 草思社文庫
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人間の性はなぜ奇妙に進化したのか 草思社文庫

ジャレド・ダイアモンド(著者), ジャレドダイアモンド(著者), 長谷川寿一(訳者), 長谷川寿一(訳者)

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人間の性はなぜ奇妙に進化したのか 草思社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2013/06/05
JAN 9784794219787

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人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

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商品レビュー

3.6

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みんなの感想まとめ
  • 人間の性進化
  • 動物の性比較
  • セクシャリティの独自性
  • 進化生物学の視点
  • 倫理と本能の対立
  • 妊娠と子育ての理解
  • 浮気と生存競争
  • 性の社会的影響
  • 読者の疑問解決
  • 性の多様性探求

人間の性の進化について深く掘り下げた本書は、動物界の多様な性のあり方と比較しながら、ヒトのセクシャリティの独自性を探求しています。著者は進化生物学者として、浮気や不倫といった行動を本能的な生存競争の一環として捉え、倫理的な視点も交えつつ人間の行動を解説します。また、妊娠や子育てにおける性差の理解を深めることで、男女の利害対立についての新たな視点を提供し、読者にとって考えるきっかけとなる内容が盛り込まれています。多角的なアプローチで描かれたこの作品は、性に関する疑問を抱える人々にとって、興味深い読み物となるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/11

女性は遺伝子を残すこと(子供)に対して多大なコストをかけているため、授乳をして子育てに時間をかけて子どもを育てる。 女性の閉経は、出産のリスクと子育てにかかる時間的コスト、出産により死んだ場合の損失(子育てできない、孫の面倒みれない)を考えると理にかなっている。 しかし、閉経する...

女性は遺伝子を残すこと(子供)に対して多大なコストをかけているため、授乳をして子育てに時間をかけて子どもを育てる。 女性の閉経は、出産のリスクと子育てにかかる時間的コスト、出産により死んだ場合の損失(子育てできない、孫の面倒みれない)を考えると理にかなっている。 しかし、閉経することによるホルモンバランスの弊害は女性の体に負担となっているわけだけど。 男性が狩猟をしても、毎日大型の獲物を得られるとは限らない。また、狩に成功しても、他の家族にも分配して、自分の家族、子供(自分の遺伝子)を優遇しない。 女性は、育児の合間に木の実を採取して確実に自分の子どもや家族に食糧を与える。 なぜか? 大型の獲物を狩り、それを部落に分配する(能力の誇示型)方が、子供が部落で優遇され、より自分の遺伝子をばらまくことができ、結果、自分の遺伝子をより多く残せるからだ。自分の利益特化型の思考。 なんだか、メスって自然界で損な役回りじゃないか、と思ってしまう。 とくに現代では、女性も社会に進出することが望まれている。 それでも、家事や育児に対する男女差は大きく、結局女性のやることが増えているのが実態な気がする。 とはいえ、もちろん育児に積極的に参加する男性も、家族を優先に考え、男女の分担について平等に考えて配慮している男性も、たくさんいるとは思うのだけれど。 もっともっと、そういったことが当たり前の社会になってほしいなと。

Posted by ブクログ

2026/03/31

『銃・病原菌・鉄』を書いたジャレド=ダイアモンド氏による著書。BOOKOFFオンラインにてしばらく前に購入したのを今回読了。進化生物学者、生理学者、生物地理学者の氏が動物としてのヒトの性のあり方について論じている。 ヒトも所詮動物にすぎず未来にタネ(文字通り)を残すという生存競...

『銃・病原菌・鉄』を書いたジャレド=ダイアモンド氏による著書。BOOKOFFオンラインにてしばらく前に購入したのを今回読了。進化生物学者、生理学者、生物地理学者の氏が動物としてのヒトの性のあり方について論じている。 ヒトも所詮動物にすぎず未来にタネ(文字通り)を残すという生存競争をしているに過ぎないと思えば、浮気とか不倫という行動もまた本能的な種の保存行為に過ぎないと思えてしまう。 また妻の連れ子を虐待するというニュースなども「自分のタネではないから愛着もない」という生物学的な意味合いにおいては一種の合理的な行動ということになる。 とはいえ上記のようなことは倫理的には許されない行為だろう。動物には倫理観なんてものはない筈で、だからヒトたるもの倫理観に照らして不貞行為や子供の虐待はあってはならないとは思うがはてさて。 哺乳類、類人猿などの性のあり方が色々紹介されており、一夫一妻制の動物もいるし一夫多妻、一妻多夫や乱婚型など様々だ。一夫一妻を原則としてはいるがしばしば浮気、不倫などのあるヒトの生態なら所詮動物と諦める、あるいは超越するのもありかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

頭のいい人が書いた本と素直に思える。各章の最後にまとめがかいてあるのでそこを見れば中身を振り返ることができるよく構成された本。ヒトの進化という全てが明らかになっていない分野なので最終的な答えが出ないのは仕方ないが、男女の社会的な役割など現在ポリコレやジェンダー論で取り扱われている分野にたいして、生物としてそもそもどういう違いがあってそこから社会での役割が違うという基本を教えてくれる。それを把握せずにジェンターとかフェミとか男女どちらも語ってはいけないと思わせてくれる。 ch1 人間以外が奇妙な性を持つのではなく、人間が奇妙である。カマキリや蜘蛛が性的共食いするのは、彼らの生物学的、生態学的要因による。人間はその必要はないからそうしない。類人猿ですら人間とは違う。とすると人間ならではの行為が性を奇妙にしたのではないか?人間の場合、セックスに必要だから火や言語を使い始めたのではないか? ch2 男の方が子育てに関与しづらく他の雌に目移りするのは生物学的には正しいという話。妊娠のように身体に負担がかからないしその点において養育の投資が少ないし他の雌に種をまける。また必ずしも自分の子であると実感できないのでばら蒔いて確率をあげるという戦略をとっていたからである。男性はこのように平行して雌を探すが、女性は現在のパートナーに満足しない場合、より良い雄を求める傾向があり性差がみられる。 ch3 授乳など女性にしか出来ないと思われる行為も男ができないことはない。しかし量が少ないので難しい。動物は目的にたいして進化するのでなく既存の生物からたまたま適応していくため、不利な制約が残ったままそれと折り合いつけながら進化していく必要がある。そのため理論上はできる、すればいいのにと思われることでも、必要なものだけ変えればいいわけでもないのでコストが高い。産卵のほうが雌雄間の子育ての負担などは公平だがいまさら胎内育成から卵生にするのは厳しい。 ch4 雌が排卵を隠すようになったことで、しの雌の子供が自分の子であると確信は持てないが可能性があると雄が考えるようになった。別の雄の子供を殺すという遺伝子的損失を防ぐためにそうして雌は自分の子供を守るようになった。互いの遺伝子継承を守るために相手を固定できることが性の楽しみにつながったということか? ch5 ニューギニアの部族の例から考えると、男は自分の力量がすごいと誇示して多数の女相手に子孫を残す方が良いと考えている、女は逆に自分とその子供を扶養するのがよい男と考えている。この対立はアメリカや日本でも見られ、仮に扶養してると思われる夫婦でも男は女にくらべて育児家事へ割かれる時間は少ない。この利害対立が男は役に立たないというような意見が生まれる理由だろう。 ch6 閉経というヒトの雌に特有の現象を見てみると、妊娠・出産という命がけの行為を身体にガタがくる高齢の時にするよりも、自分の子供がそれらを行い、育児にリソースを割く方が生存戦略としては効率的である。雄にこれがないのはこれまで見てきたように妊娠出産育児にさくリソースが少ないからである。閉経とはあるいみ防衛機構なのだろう。こうして若い世代を補助するというのは育児だけでなく、文字など知識伝承の手段がない時はその生き字引っぷりが高齢者の存在意義であったことを踏まえるとその高齢者が属するコミュニティ全体を守る役割もあり、直接的にも間接的にも子孫を守るという機構と考えられる。 ch7 セックスアピールの項目として、顔の美醜、女性の脂肪、男の筋肉の3つが挙げられる。そしてその理由としてランナウェイ淘汰モデル説、ハンディキャップ説、正直さの宣伝説の3つがあげられる。どれか1つの説によって全てが説明つくわけではなくもしかしたら各項目がそれぞれ別の説に該当するのかもしれない。異性を惹き付け、同性よりも上にたつという動物的な側面をヒトもやはり受け継いでいる。男性器のサイズのようにシグナルとしての意味があるのか無いのかわからないものもある。こうした身近なものですら理由がわからないのがこの分野の困難さと魅力であるとして終わる。

Posted by ブクログ

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