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家と庭と犬とねこ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/05/24 |
JAN | 9784309021881 |
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家と庭と犬とねこ
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商品レビュー
4.4
15件のお客様レビュー
家にいた犬デュークの話が好き。声に出して読んだ。牛乳屋さんに付いて歩く姿が目に浮かぶ。 一人でいる有り難さについての自然な語り方を好ましく感じた。 著者のように率直に話したいと思った。
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文章が素敵なのはもちろんのこと,不器用だというその生き方の慎ましさ,確かさ,力強さがそこかしこに表れる.猫との犬とのはたまた親しい友人との交流の中にそのおずおずと差し出される優しさがとても素敵だ.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多くの人には児童文学者として知られている、石井桃子氏の随筆集。 この本の出版は2013年だが、作品は、最後の数点を除けばほとんどが、戦後20年くらいの間に書かれている。 著者を検索すると、たくさんの大きな仕事をされて、児童文学界の重鎮でもあったようだ。 しかし、この本には、そういった『功績』とはまた別のところにある、筆者の真実や魂が語られている気がする。 対象が、人であれ、動物であれ、土地という名の文化だったり、ものの考え方だったりするが、自分の感性とシンクロするもの、しないものをこまごまと綴る。 ちょっとした会話のやり取りの中に潜む、お互いが思う意味の齟齬や、暮らしが離れることが長くなるに従い、古い友との間に生まれる見えない隔たりにどうすることも出来ない焦燥を感じたり。 特に、終戦から四年間を農村で過ごし、時々上京するたびに感じる東京の変化への驚きと嘆き、農村を蔑ろにすることについての憤りが印象的。 感性を研ぎ澄まして読みたい。
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