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向き合う仕事 ぼくはこんな人に会ってきた
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2013/05/20 |
JAN | 9784023311961 |
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
サンデースポーツ2020(NHK)のキャスター、大越さんが、ニュースウォッチ9のキャスターだった、2013年に書き下ろした1冊。 キャスターの立場から、様々なジャンルの人たちに行ったインタビューを活字に改めた内容です。 報道に携わる立場から「言葉」を大切にするスタンスを大いに感じました。 同時に「言葉」を武器にしている姿勢も受け取られました。 インタビューを通して、トッププレーヤーである、サッカーのカズや野球の桑田の謙虚さ、他者に対するリスペクトの姿勢を大越さんは、そのペンで余すところなく表現していました。 エンジニアとしてのボクも、仕事をしていく上で、改めて、リスペクトの姿勢を忘れずにいきたいと思うところです。 また、東日本大震災から約2年という状況に書かれたので、報道記者としての被災地への思いも切実に感じられました。 「インタビュー」というタスクを通じて、仕事をしていくということは、自分の強みを自覚して、最大のパフォーマンスを発揮していくことが、大切だということをこの1冊から得たまとめとします。
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NHKのキャスターを務める著者。「ニュースウォッチ9」という番組。見たこと無い・・・。元は政治記者だったらしい。扱う範囲が増えたため、情報収集は尽力しつつも、平たい視線でインタビュー対象に向き合い、一人一人に敬意を払うことを忘れない、という。政治、経済、芸能、スポーツなど、様々なジャンルの人々を取り扱っている。蜷川美花、沢尻エリカ、堂本光一、桑田真澄、カズ、安倍晋三、麻生太郎、・・・など。個人的には、東日本大震災の被災地の人々の章に惹かれた。そして、スペシャリストよりゼネラリストであることを大切にしたいという著者の思いに共感する。
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NHK「ニュースウォッチ9」大越キャスターの、インタビューをめぐるエッセイ。 大越さんは東大文学部(というよりむしろ野球部?)卒業後NHKに入社されて、長らく政治記者をし、ワシントン派遣を経た後、帰国してキャスターにという経歴の持ち主。 それぞれインタビュー相手はその道の第一線の人たちで、語られる言葉自体が示唆的で魅力的であるのみならず、 それに対峙する大越キャスターも決して無色であろうとはせず(放送時のものではなく事後的に出版するエッセイだからかも知れませんが)、自分の目を通じてこその主観的な考察が加わり、 多面的に楽しめる1冊でした。 備忘がてら、印象的だったところを列挙。 ・ゼネラリストの特殊性 ・野田前総理のその後 ・日本ハムの座学での選手教育 ・桑田真澄、キング・カズの共通点。「自分は発展途上」と思うこと ・アメリカの、政府と民間を行き来する研究者。在野の即戦力 ・「起きてはいけないこと」を想定して対策を講じるべきところを、「起きないこと」にしてしまって思考を停止してしまう、日本人が陥りがちな心理の罠(p.178) 面白かったです。
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