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バブルの死角 日本人が損するカラクリ 集英社新書
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バブルの死角 日本人が損するカラクリ 集英社新書

岩本沙弓【著】

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バブルの死角 日本人が損するカラクリ 集英社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/05/17
JAN 9784087206906

バブルの死角

¥220

商品レビュー

4

11件のお客様レビュー

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2015/04/28

日本政府の為替介入は、2000年までの累積が40兆円、小泉政権の間に42.2兆円、民主党政権の間に16.4兆円の規模で実施された。 2012年秋以降のドル高の動きは、アメリカの新たな投資先が現れたと考える方が妥当であるとして、それはシェール・オイルであると推測する。 レーガン...

日本政府の為替介入は、2000年までの累積が40兆円、小泉政権の間に42.2兆円、民主党政権の間に16.4兆円の規模で実施された。 2012年秋以降のドル高の動きは、アメリカの新たな投資先が現れたと考える方が妥当であるとして、それはシェール・オイルであると推測する。 レーガン、クリントン、ブッシュの2期務めた大統領在任期間では、1期目と2期目で為替政策が反転している。このパターンがオバマ政権でも起こるならば、2013〜2015年にバブルが形成され、2016年の任期終了前後に破裂する可能性がある。

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2014/10/26

[ 内容 ] 消費税・新会計基準・為替介入・量的緩和の陰で国富は奪われ国益が損なわれる。 消費税も新会計基準も表の顔と違う側面がある。 為替介入でも国富はアメリカに流出していく。 日本国民が必死に働いて生み出してきた富を掠めとっていく裏の仕掛けとはなにか。 1%のグローバル強者に...

[ 内容 ] 消費税・新会計基準・為替介入・量的緩和の陰で国富は奪われ国益が損なわれる。 消費税も新会計基準も表の顔と違う側面がある。 為替介入でも国富はアメリカに流出していく。 日本国民が必死に働いて生み出してきた富を掠めとっていく裏の仕掛けとはなにか。 1%のグローバル強者に対抗して、99%の我々が知的武装をするための必読書。 [ 目次 ] 第1章 消費税というカラクリ 第2章 税制の裏に見え隠れするアメリカ 第3章 時価会計導入で消えた賃金 第4章 失われた雇用と分配を求めて 第5章 為替介入で流出した国富 第6章 バブルの死角 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2013/12/31

ボクが岩本沙弓さんを知ったのはいつだったろうか。記憶が定かではないけど、経済一辺倒の世の中に違和感を感じて、でも、TVや新聞のニュースで言っていることが分からず、いろんな本を読んで自分なりにもがいていたときに出会ったと思う。そのとき読んだ本は、確か、『経済は「お金の流れ」でよくわ...

ボクが岩本沙弓さんを知ったのはいつだったろうか。記憶が定かではないけど、経済一辺倒の世の中に違和感を感じて、でも、TVや新聞のニュースで言っていることが分からず、いろんな本を読んで自分なりにもがいていたときに出会ったと思う。そのとき読んだ本は、確か、『経済は「お金の流れ」でよくわかる』。この本は、自分なりに腑に落ちた。 岩本沙弓さんは、ボクの中では信用できる経済分野の一人。結局、巷にはいろいろな情報が溢れているけど、信用できる人を自分なりに選んでいくということが大切だというのがボクなりの実感。もちろん、100%信用しきってはいけないのだけど、やはり手すりは必要。その手すりを助けに、自分の理解を深めることが生きる知恵。 本書では、最後の部分に岩本さんの現行経済に対する主張がある。 ・日本は「世界一のお金持ち」でありながら、それを大多数の国民が実感していない、享受できていないという滑稽さがある。 ・つまるところ、2001年から2011年に掛けての11年間で、日本は58.6兆円ものドル買い介入を実施したことになる。この使い道の内訳は公表されていないが、ほとんどは米国債の購入に当てられていると考えられている。2001年以降、平均すれば日本は毎年5兆円を越える米国債を買っていることになり、これは消費税1年間の税収の半分以上に当たる金額だ。 ・アメリカの場合、中間層は凋落どころか消滅しかかっている。そして、日本でも景気停滞と物価上昇が同時に起こるスタグフレーションの恐れはもちろんのこと、中間層が没落するスクリューフレーションが進行しつつある。日本人の平均給与は、1997年は467万円だったのが、2011年は409万円まで低下している。 ・残念ながらペーパーマネーだけに支えられた資本主義システムは、もはや限界に達しようとしているのではないか。これ以上、どれだけ紙幣を印刷したところで、劣化してしまった市場経済や資本主義経済の本質的な修復は不可能なのではないか。 ・しかしながら、先進各国は金融緩和を続け、これでもかというぐらいの余剰資金を市中に流し続けている。アメリカを胴元としたカジノ資本主義の最後の最後のゲームが今まさに繰り広げられようとしている。 ・節操の無い史上最大の資金供給を背景として、おそらく2013年から3年ほどは日本が牽引役となり、世界経済は未曾有のバブル期に突入するのではないか、たぶんそれが「資本主義最後のバブル」となるのではなかろうか。 ・目先のバブル景気に浮かれるのではなく、おそらく2016年ころを契機として以降に訪れるであろう最悪の世界恐慌に備えて、内需ニッポンを作り上げる。今がそのラストチャンスであり、我々一人ひとりの考え方や選択にかかっている。

Posted by ブクログ

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