1,800円以上の注文で送料無料

圏外へ 小学館文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

圏外へ 小学館文庫

吉田篤弘【著】

追加する に追加する

圏外へ 小学館文庫

定価 ¥869

550 定価より319円(36%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2013/05/08
JAN 9784094088250

圏外へ

¥550

商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/11/19

説明のしようがない作品w。 でもその世界観はさすがで、あらゆるものが魅力的。語る側と語られる側。 そして言葉のあやふやさというか、言葉を分解して考えるこの発想力。「雲を呑む」。たしか、架空とは「空に架かるモノ」つまり虹であり雲であるといったのも作者ではなかったか。 広辞苑の...

説明のしようがない作品w。 でもその世界観はさすがで、あらゆるものが魅力的。語る側と語られる側。 そして言葉のあやふやさというか、言葉を分解して考えるこの発想力。「雲を呑む」。たしか、架空とは「空に架かるモノ」つまり虹であり雲であるといったのも作者ではなかったか。 広辞苑の第7版が出るこのタイミングで、これに巡り合ったのも縁なのかしら。

Posted by ブクログ

2017/01/04

雰囲気はとっても好きなんだけど、なんにせよもーちっと簡潔にならんのかいな?と思ってしまうせっかちな私です。がくり。 でも後半に行くに従ってペースアップしたかな。 雲呑屋いいよねぇ…。

Posted by ブクログ

2015/12/13

 物語論を小説にした作品。物語をどう始めどう終わらせるか、人称はどうするか、登場人物たちはどこで生き、はたして生き続けるのかどうか、言葉が生み出す微妙なニュアンスをどう考えるか、などなど。カタリテである主人公の生み出す虚構が作家の現実と混ざりあいながら進む物語論はどう終結するのか...

 物語論を小説にした作品。物語をどう始めどう終わらせるか、人称はどうするか、登場人物たちはどこで生き、はたして生き続けるのかどうか、言葉が生み出す微妙なニュアンスをどう考えるか、などなど。カタリテである主人公の生み出す虚構が作家の現実と混ざりあいながら進む物語論はどう終結するのかが気になる、最後まで面白い作品だった。物語を生み出す作家という仕事の大変さを思い知ると同時に、そういった苦労を重ねたのちにできた小説を読める読者の幸せを改めて感じる。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品