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Gene Mapper full build ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2013/04/25 |
JAN | 9784150311070 |
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Gene Mapper
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商品レビュー
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2010年代に行われた“遺伝子組み換え作物”は既に時代遅れとなり、作物の性質や色・形までも完全に遺伝子設計された“蒸留作物”が食卓の主役となった近未来の世界。 遺伝子デザイナーの林田は、自分が設計した稲が遺伝子崩壊した可能性を告げられ、原因究明のために発注元のエージェント・黒川と...
2010年代に行われた“遺伝子組み換え作物”は既に時代遅れとなり、作物の性質や色・形までも完全に遺伝子設計された“蒸留作物”が食卓の主役となった近未来の世界。 遺伝子デザイナーの林田は、自分が設計した稲が遺伝子崩壊した可能性を告げられ、原因究明のために発注元のエージェント・黒川と共にベトナムへ向かう。 藤井太洋さん、初読。 うわわわ、カッコいい! めちゃくちゃ面白かった! 仮想現実やアバター同士のやり取りなどが日常としてありながら、ベトナムの蒸し暑さや甘すぎるコーヒー、データが直接送り込まれる感覚の気持ち悪さなどがリアルで、この世界にあっという間に没入して、酔える。 黒川さんの本当の肉体が超絶美少女とか、しょうもないサービスもなく、どこまでもクールでストイック。 何より、作中の人物がそれぞれに魅力的…人間的と言い換えても良いのか?拡張現実を通して、外見も感情表現も補正してアバター同士で接していても、気持ちのいい相手だと感じたり、お互いを信じ合える、その感性が瑞々しいことに驚く。 いま、パソコン通信時代から、まだ崩壊していない〈インターネット〉で、一応顔を合わせてオンライン会議がやれる時代まできた。 それでもまだ、文字を通して感じていた印象とリアルな人物とのギャップが酷かったり、対応スピードの要求に消耗したり、AIに書かせた文章はどうなんだとか、口コミが信用できるのかとか、そんなところにいるんだけれど… もう少し未来の、すぐそこには、こんな未来があるのかも。 ラストで、革新的な技術を封じ込めてコントロールしようとせず、オープンにして未来を目指そうという林田の決断も、SFの魅せてくれる希望だろう。 まだ未読の作品があるのが嬉しい。楽しみ!
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※このレビューにはネタバレを含みます
近未来を描いた物語。 単語や背景の理解に最初時間がかかったものの、本当にありそうな話しで一気に読むことができた。 よくある?遺伝子を組み替えるのではなく、遺伝子すべてを人工的に作りそれが生命として誕生する、なんてできるのか?と読み終わった後考えてしまいました。すごくおもしろかったです。
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私にとっては、おもしろいんだけども、めっちゃくちゃおもしろいわけでもない、くらいでした。 あと表紙のイメージほどSFっぽくないというか、いや、しっかりSFなんだけど題材が地味というか……。 たとえば攻殻機動隊であれば光学迷彩で体を透明に見せたりするけども、そういうもんじゃなく、...
私にとっては、おもしろいんだけども、めっちゃくちゃおもしろいわけでもない、くらいでした。 あと表紙のイメージほどSFっぽくないというか、いや、しっかりSFなんだけど題材が地味というか……。 たとえば攻殻機動隊であれば光学迷彩で体を透明に見せたりするけども、そういうもんじゃなく、いまのzoomとかが進化してバーチャル空間がめちゃくちゃ進化してるでぇくらいの。 お話のメインは作物なので、地味と感じる理由はそこにもある。遺伝子組み換えがめっちゃ進化したから、最強のお米作れるで!イネ自体に色つけて最強の田んぼアートもできるで!光ったりするで!みたいな話。
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