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空港のはなし 改訂版 交通ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 成山堂書店 |
発売年月日 | 2013/04/19 |
JAN | 9784425777624 |
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空港のはなし 改訂版
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空港の法的な位置付けや空港設備やその整備・管理について、空港建設や計画について述べた本。日本における航空輸送の発展について概観できたり、また付録として日本の100近くの空港の滑走路等のデータや歴史的背景が簡単に述べられたものがある。2013年4月に改訂されたもので、LCCや羽田...
空港の法的な位置付けや空港設備やその整備・管理について、空港建設や計画について述べた本。日本における航空輸送の発展について概観できたり、また付録として日本の100近くの空港の滑走路等のデータや歴史的背景が簡単に述べられたものがある。2013年4月に改訂されたもので、LCCや羽田のD滑走路、東日本大震災に関する記事、空港整備法から改定され、2008年に制定された空港法に関する事項なども盛り込まれている。 「空港法」なんて前に勉強した時にはそんなのなくて、第1種空港とか第3種空港とか、もうそんな区分になっていないというのは驚きだった。また、空港に関する財源というのは見かけ以上に色々あって、管理者や設置者による違い、同じ空港の中でも空港保安施設に関わる部分とターミナル部分に関する違いなど、表にでもまとめないと分かりにくい部分があるということが分かった。さらに、具体的に着陸料や航行援助施設料を乗客1人あたりで割ると、だいたい2100円(p.145、東京ー福岡/B772/乗客300人の場合)というのは目安になった。空港整備特別会計法で、「空港整備等に要する費用の負担を航空利用者に求める受益者負担の考え方」(p.144)という部分は、確認しておきたい。管制官は公務員だけど、飛行機を使わない人の税金からは給料は支払われていない、と理解していいのだろうか。細かいことだが、ターミナルビル前面における乗降場を、「大規模空港では、旅客ターミナルビルに合わせて前面道路を出発と到着の2層ダブルデッキ構造にする」(p.135)というのは、確かに、という感じだし、「到着系のカーブサイドでは目的の旅客が現れるのを待つため、停車時間が長くなり、混雑の一因となりやすい」(同)というのも、当たり前だが言われてみないと気にも留めないことだなと思った。また、「最近はハンドリング費用が節約できることからコストを切り詰めるLCCで」(p.82)「自走式」を利用してスポットに入ったり、スポットから出たりする方式が採用される、というのも納得だった。「空港整備の歴史のなかで見落としてはならない2つの大きな課題」(p.45)は、「航空機事故の安全性の向上の問題」と「航空機騒音問題」という柱があるということも、整理しておきたい。(15/08/02)
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