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怪談実話コンテスト傑作選(4) 痕跡 MF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2013/04/25 |
JAN | 9784840151726 |
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怪談実話コンテスト傑作選(4)
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
「痕跡」 考えすぎとは思うけど、そう感じてしまったらそれが真実。 「母の人形」 スレチガイともつれた情念と執念。 「怪獣スタンプ」 二十世紀少年思い出すね。こういうのって、好き。 「ラジコンおじさん」 今の御時勢なら、障害者には近づかないように、で終わっちゃいそう。差別につながる...
「痕跡」 考えすぎとは思うけど、そう感じてしまったらそれが真実。 「母の人形」 スレチガイともつれた情念と執念。 「怪獣スタンプ」 二十世紀少年思い出すね。こういうのって、好き。 「ラジコンおじさん」 今の御時勢なら、障害者には近づかないように、で終わっちゃいそう。差別につながることには、教育よりも排除。そんな風潮が、そこはかとなく増えつつある御時勢。いやな時代です。 「黄昏」 身近な神有地。こういう場所って、聞かなくなったような。 「青森の娘」 怪談ですよ。哀しいせつない。 「つたえたいこと。」 これって、あの港区のマンションなんじゃないの?とか思ってみたり。 「キャンプ場にて」 悪気はないけど、大迷惑。ご愁傷様。 「三角池」 子供の頃の一日が長かった感覚。その中で、不意に訪れる摩訶不思議。いいよねぇ、郷愁あふれる怪異な話好きです。年取ったから? 「豹変行」 単なるすれ違い、行き違いなんだけどね。他人からすると。こんなことがあってさ、といわれても。いや、怖いんだけどね。 「耳をみた」 気持ち悪いねぇ。見ることもそうだけど。両親の描写も気持ち悪いね。ぬめっとしてる感覚。全体的に。 「あのときの四人」 ミステリチック。え?あれ?でもさ?っていう感じで印象強いです。 「耳の後ろに顎を乗せる女」 普通に怖い。しゃべんないで、お願いだから。こっちが気づいていることに、向こうも気づいて、コンタクト取ってくる怪談って、とても怖い。 「うたたね」 ONとOFFの隙間に、ぬらりと存在するって気色悪いですよ。意識と無意識の狭間に、さらっと入り込まれたら。 あぁ、きもちわるい。 「生き写し」 うーんと、怪談?「残穢」のようなルポものなんだけど、ホラーよりルポのほうが色合い強い。自分の調べたことの発表の場を探してたら、ここに行きあたりました、って感じ。 「微笑みながら」 ほっこりします。最後がこれでよかった。 選考会の稲川淳二の会談が、やっぱり怖い。第一人者って、すごいね。当たり前のように、すぎことやってのける。 そこにしびれる、あこがれるゥです。
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審査員に稲川淳二さんが入ってる!ってことで。 やっぱり大賞の「痕跡」が印象に残るなあ。 あとは「つたえたいこと」「耳の後ろに顎をのせる女」は嫌だし、そんなことされたら腹立つと思う。 巻末の選考会は審査員それぞれの「何を評価するのか」が出ていて面白い。稲川さんの怪談語りもあっていいですね。
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