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おばけにょうぼう
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おばけにょうぼう

内田麟太郎【文】, 町田尚子【絵】

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おばけにょうぼう

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イーストプレス
発売年月日 2013/04/17
JAN 9784781609867

おばけにょうぼう

¥990

商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2022/07/12

この前、いつもの図書館に行ったら、絵本の特設コーナーが、お化け特集となっていて(お子さん好きそうですもんね)、その中の一番目立つ所にあったのがこれなのだが、また何ともチョイスが渋くて・・・江戸時代の『化物婚礼絵巻』を元にした、妖怪同士の結婚の話をお勧めする、この図書館に乾杯(正確...

この前、いつもの図書館に行ったら、絵本の特設コーナーが、お化け特集となっていて(お子さん好きそうですもんね)、その中の一番目立つ所にあったのがこれなのだが、また何ともチョイスが渋くて・・・江戸時代の『化物婚礼絵巻』を元にした、妖怪同士の結婚の話をお勧めする、この図書館に乾杯(正確には、公民館の中の図書室なのだが)。ますます好きになったよ。 いや、私が書きたかったのは、それじゃなかった。 それよりも、表紙の可愛いむすめ(?)が抱いている、どこかで見たような、生意気そうな(失礼)面構えの猫!!  もしや、お前は・・ああ、やはり町田尚子さんの絵でしたか。ひと目見た瞬間、すぐに分かりましたよ。猫だけで絵師が誰なのか分かる、この存在感、さすがです・・ まあ、とりあえず、お子さんが読むとしたら、一応驚かせポイント的な箇所はあるのだが、町田さんの絵の場合、何故か怖さよりも笑いの占める割合が高いんですよね。 また、それがむすめ自身、鏡で自分の顔を見て「おばけー」と言う、ベタなフリを踏まえての、「なこうどさま!」と、大声で呼んで治してもらう、一連の流れが落語のようで、余計にツボにはまって。 ですから、怖いというよりは、何か妖怪らしくない(?) ほのぼのとした雰囲気が全体に漂っている感じが印象的ですが、反対に、緑を基調とした自然の背景は雰囲気満点といったところです。 しかし、やはり妖怪のお話だけあって、本書では、ほのぼのとした中にも、表の顔と裏の顔がそれぞれある、『化けの皮』をひとつのテーマにしているようにも感じられて、よくよく絵を見てみると、奇妙に思える箇所もいくつか見られて興味深いし、これを人間に擬えているように捉えた瞬間、真の恐怖はここにあったと痛感いたしました。 妖怪のふり見て我がふり直せってことか。

Posted by ブクログ

2022/03/07

おばけのよめいり おばけのなこうどさんが、お嫁さんとお婿さんを取り持つ 〇大人が読んでコワイ絵本かな? 化けの皮の1枚や2枚、なかよく暮らせたら良いのだ ジェンダー的には引っかかるところも

Posted by ブクログ

2017/04/04

ば、化けの皮・・・ 町田尚子先生の絵が独特・・・ 怖いのとかわいいのと気味が悪いのとのバランスが絶妙・・・、と思ったらペギー・スーシリーズでも挿絵描いてた人か、なるほど納得。

Posted by ブクログ

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