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ずっと「安月給」の人の思考法
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスコム |
発売年月日 | 2013/04/19 |
JAN | 9784776207818 |
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商品レビュー
3.5
19件のお客様レビュー
20代・30代はワークに費やし、40代以降でライフを重視すべき、と昨今の安易なワークバランスの風潮に否定的。 そして、新たに「自己内利益」を幸福度の指標として提唱している。 だが、既に非正規で給与が変わらない中で、費用を下げるために頑張りすぎない選択をしている労働者も大勢いる。彼...
20代・30代はワークに費やし、40代以降でライフを重視すべき、と昨今の安易なワークバランスの風潮に否定的。 そして、新たに「自己内利益」を幸福度の指標として提唱している。 だが、既に非正規で給与が変わらない中で、費用を下げるために頑張りすぎない選択をしている労働者も大勢いる。彼らは誰から言われるまでもなく既に「自己内利益」を重視している。働くママさんだってそうだろう。無駄な拘束時間、休みがとりにくい、ハードルが高すぎる、色々細かい。そんな仕事には派遣だろうが人は集まらない。こういう人たちには10年かけて自己内利益を黒字にするとかって言われてもあまりピンと来ないだろう。やはりこの本は、若手正社員に向けて書かれた本かな。 だが長期の目標を立てるということの重要性。「好きなこと」を起点に自分の武器を磨いていくというところは深く納得。 価格は労力で決まるというマルクス資本論はいまだ健在である、との指摘は忘れてはならない。
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サラリーマンはどこかしら本に書かれている思考をしがちな点がある。そこからどう抜け出す、自分なりの答えを出すかが、大切だと再認識する。
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■価値と使用価値 使用価値はそれを使うメリット 価値は労力の大きさ(資本論) ⇨これを作るのにどれだけ時間がかかっているかを計る尺度。 価値だけでも、使用価値だけでも、商品にはならない。 ⇨お客にとってこちらがどれだけ時間をかけたかは関係なく、使うメリットがどれだけあるかを見る...
■価値と使用価値 使用価値はそれを使うメリット 価値は労力の大きさ(資本論) ⇨これを作るのにどれだけ時間がかかっているかを計る尺度。 価値だけでも、使用価値だけでも、商品にはならない。 ⇨お客にとってこちらがどれだけ時間をかけたかは関係なく、使うメリットがどれだけあるかを見る。 これだけの労力がかかるから、この料金だと説明することはできる。 労働力の使用価値は、労働力を使った時のメリット。 使用価値が高い労働者は、能力が高く、会社に大きな利益をもたらす人。 ⇨お客にとって依頼するだけの使用価値があれば、選んでもらえ、継続してもらえる。 ■給料が低い5つの理由 ①業績が悪い ②工場を持っている ③利幅の天井が決められている ④日本人はサービスにお金を払わない ⑤技術が進歩すると労働者の価値を下げる ■会社が給料を上げられない理由 ①ビジネスリスクが上昇している ②一旦上げたら、なかなか下げられない ■安月給の人の思考法 ①社員食堂が安いと喜び ⇨社員食堂が安い分、給料が減らされている ②家族を大事にする会社です、でグッとくる ⇨手当を増やして残業単価、ボーナスを減らす仕組み ③チャンスはいつまでもあると思っている ⇨チャンスを逃す度に、次にもらうチャンスは小さくなっている ④会社の経費で落ちるか、をいつも気にしている ⇨判断基準が経費で落ちるかどうかになってしまう。 本当に必要だと思うもの、ことに投資できない、 ⑤人は見かけが9割、を理解していない ⇨視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7% つまり、感謝の言葉を言っても、声のトーンや態度で表現していなければ相手には何も伝わらない。 ■給料を上げるための13の質問 ①成長し続けているか? ⇨今の力を出し切って、現状維持。 前に進むなら今の倍以上やる必要がある ②自主レンをしているか? ⇨自分の本業に関わる勉強をどれだけしているか。 ③日々の行動目標を設定しているか? ⇨こうなりたいという目標しか作っていないと続かない。 今日何をする、明日何をするという短期的な行動目標を作る。 ④カネを稼ぐ外向きの仕事をしているか? ⇨労働力の使用価値とは、会社に対して利益をもたらしたかどうか。 利益につながる仕事をしている人=使用価値が高い ⑤社内で目の前の仕事に集中しているか? ⑥社外で将来のことを考えているか? ⇨会社を出たら目の前の仕事を忘れ、将来のことを考える。 ⑦ワークとライフをバランスさせていいのか? ⇨やりたいことがあるなら早めに準備しておいた方がいい。 趣味も年を取ってから教わるのは大変 ⑧成功者はみんな若いとき、がむしゃらに走っていたことを知っているか? ⇨ワークライフバランスは生涯で達成すべき 20、30代はワークに費やし、40代以降はライフを重視する。 ⑨自己アピールをしているか? ⇨意図、行動、結果の3つが揃った場合、納得できる結果としてアピールすべき。 ⑩拡大再生産を取り入れているか? ⇨大きく稼ぎたいのであれば、仕事をして得た実りをすぐに引き出さず、次の仕事に再投資するという考え方を持つべき。 11.見通す力を鍛えているか? ⇨業界の先行きを見通す力が求められる。 経済を知って、時代の流れを見ることが重要。 PEST分析 政治的、経済的、社会的、技術的の視点で考える。 12.自分が積み上げてきたものに注目しているか? ⇨自分がこれまでに身につけてきたものを見つけ、役立てる。 13.自分の枠にとらわれていないか? ⇨お客からお金を払ってもらえそうな内容を探すのではなく、どういう商品、サービスならお金を払ってくれるか考える。
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