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笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語
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笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語

常松裕明【著】

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笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2013/04/12
JAN 9784344023642

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2019/08/21

戦後復興に精励する多くの人たちを娯楽という面から支えたのが芸能であり興業。その成り立ちから今日の芸能界までを知ることのできる一冊。 もはや「興業」がヤクザのシノギになる時代ではない。街場の盆祭りでさえ、テキ屋排除に躍起になる昨今、問題は「薬物」。薬物と芸能界。こちらの方がはるか...

戦後復興に精励する多くの人たちを娯楽という面から支えたのが芸能であり興業。その成り立ちから今日の芸能界までを知ることのできる一冊。 もはや「興業」がヤクザのシノギになる時代ではない。街場の盆祭りでさえ、テキ屋排除に躍起になる昨今、問題は「薬物」。薬物と芸能界。こちらの方がはるかに病巣は深い。薬物依存とシノギ。この受給関係が切れない限り、「反社会」との根絶は道険しである。 本書は吉本興業現社長を務める大崎洋氏の怒涛の半生記。随所に反社会的勢力との関係や闇営業(本書では直営業と表記)を生んだ土壌や実態について具体的に明言。大崎氏は吉本興業と反社との根深い関係・実態を訴えたい一心で上梓に踏み切ったのではないかと勘繰ってしまうぐらい赤裸々に叙述している。 さて本書。 落ちこぼれの新人時代、Mr.吉本 木村政雄氏との出会い、空前の漫才ブームに奔走、新喜劇のネガティブキャンペーンの大成功、ダウンタウンとの運命的出会い、心斎橋二丁目劇場の大ブレーク、東京進出、横澤彪氏との確執、怪文書と社内抗争、お笑いのコンテンツ化と配信、海外ビジネスへの挑戦、盟友 島田紳助の引退、そして社長就任へ。 林正之助が吉本中興の祖であるなら、大崎氏は脱吉本興業に舵を切り、吉本2.0を実現する。島田紳助のようにビジョンを描き、綿密な戦略を構築、それに向かって邁進する理念先行型ではなく、大崎氏は考えるより動く人である。あくまでも無手勝流。アポなし、丸腰の、出たとこ勝負で人に会いに行く。けんもほろろな扱いを受けようが平気の平左。 入社当初から落ちこぼれで、まったく期待されていない凡庸な社員。一人前になれば幹部から扱いにくい奴と疎んじられ、挙げ句に様々な案件を担わされ、部署をたらい回しされる仕打ちを受ける。その結果として反骨精神が芽生え、「寄席第一主義」に背を向け「アンチ吉本」に。今風に言えば「企業内起業家」。社内よりは社外に気の置けない人が増え、やがて重要なブレーンとなり、新規ビジネスへと昇華していく。 駆け出しの頃の直属の上司であっ木村政雄氏から、「理詰めで取る仕事も、アホみたいに百回頭を下げて取ってきても、結果、それはひとつの仕事や」。木村氏の言葉に救われ、勇気づけられ、「オレは百回足を運んで仕事にするんや!」の道を終始貫く。 このあたりの行動は、今の若い人たちから見れば「面倒臭い」一言で片付けるのだろうな。「企画書書くヒマがあれば、外回りしてこい!」と一喝される時代を知っている者にとっては、すごく頷ける話。 アタマで仕事ができるようになるには、「現場の千本ノック」経験が不可欠と僕は思っている。課題や問題点を正しく把握でき、その解決策として企画が生まれ、ブレーンの助言を得て、プロデュースできるようになる。 この本は読む人によって、様々な読み方ができる。常松裕明氏というライターにより、一級のエンタメ小説に仕上がっており、実録青春小説であり、企業小説でもあり、自己啓発書としても読め、大崎青年が仕事・組織を通じて成長を遂げていく教養小説でもある。 AIが今後ますます発展しようとも、人間がうごめく分野・社会においては、「現場を熟知する者」が強者であることを確信した好著。

Posted by ブクログ

2013/08/18

こういう本は興味があるけど、読んでる途中から嫌な気分になる。 やっぱり他人の成功は妬ましいか・・・ぁ

Posted by ブクログ

2013/05/20

吉本興業の大崎社長の自伝。 自伝というのは、なんとなく誇張的に話してしまう傾向があると思うが、この本はそれがなく、隠さず偽らず等身大の吉本社員成長記が描かれていて面白い。新人時代などは、こういう社員だったんだなぁと想像できた。それでいて、徐々に出てくるこだりの強い個性や、吉本への...

吉本興業の大崎社長の自伝。 自伝というのは、なんとなく誇張的に話してしまう傾向があると思うが、この本はそれがなく、隠さず偽らず等身大の吉本社員成長記が描かれていて面白い。新人時代などは、こういう社員だったんだなぁと想像できた。それでいて、徐々に出てくるこだりの強い個性や、吉本への熱い想いが伝わってきて、社員が社長になるのは、こういう成長なんだなぁとなんとなく腑に落ちた。 ひとつ不思議なのは、最初はそれほど吉本にいることにこだわりを持っていなかった大崎さんが、後半の理不尽とも言える経験のときにやめなかったのはなぜだろうということ。がむしゃらにがんばっているうちに、会社への愛情も深くなったということか。 さらっと読める感はよかった。

Posted by ブクログ