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蒸気機関車と血染めの外套 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784488277215 |
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蒸気機関車と血染めの外套
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
お気に入りのアランナ・ナイトの本。 ファロ警部補シリーズの3冊目。 医師の妻が姿を消し、犯罪の匂いがするものの、遺体もそれ以上の証拠も発見できない。 ラスト、こう来たか!とびっくりしてしまう展開です。
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毎回、この作品を読んで思ってたことですが…この人必要だった?と思う人物が登場しますね。前作品に比べると今回は少なかったように思いますが。 また出て欲しいなぁ、と思った娘ちゃんはやはり登場せず残念でした。 お話としては三作の中で一番面白かったです。特に終盤。分かるようで分からない、...
毎回、この作品を読んで思ってたことですが…この人必要だった?と思う人物が登場しますね。前作品に比べると今回は少なかったように思いますが。 また出て欲しいなぁ、と思った娘ちゃんはやはり登場せず残念でした。 お話としては三作の中で一番面白かったです。特に終盤。分かるようで分からない、掴めるようで掴めない犯人像がハラハラしました。最後の展開は「えー」って感じがすっごくありますが、まとまった感じです。 とりあえず、ヴィンスが彼女に恋した理由がいまいち(笑) 惹かれてしまうのも分からないでもないですが、あそこまで思い入れるほど好きになるかな?とちょっと疑問。 この作品は季節感が感じられて良いですね。 景色が綺麗。 早く続きが刊行されないかなぁ。
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ファロ警部補のシリーズ3作目。 19世紀、まだ蒸気機関車も珍しい時代。 スコットランドの首都エジンバラでの事件簿です。 警察医ケラーの妻メイベルが行方不明となった。 妹のところへ行くと蒸気機関車に乗ったらしいのだが。 二週間後、線路際の雪の中で、メイベルの外套が発見される。肉き...
ファロ警部補のシリーズ3作目。 19世紀、まだ蒸気機関車も珍しい時代。 スコットランドの首都エジンバラでの事件簿です。 警察医ケラーの妻メイベルが行方不明となった。 妹のところへ行くと蒸気機関車に乗ったらしいのだが。 二週間後、線路際の雪の中で、メイベルの外套が発見される。肉きりナイフとともに。 ファロ警部補は義理の息子(亡き妻の連れ子)で若手の医師ヴィンスと二人暮らし。 義理の仲にしては心通い合い、互いに認め合う良い関係なのが微笑ましい。 ファロはヴィンスと一緒に、ケラー夫妻の晩餐会に招待されたこともあった。奇妙な晩餐会の様子が興味深い。 ヴィンスは、年上の女性で不幸な結婚に悩むメイベルに恋していたらしい。 地味で大人しいが優しく機知もあるメイベル。 メイベルは傲慢で偏屈な夫につれなくされても、愛してはいたらしいのだが‥ 薄い本なので、歴史ものにしては書き込みは浅く、あっという間に話は進みます。ミステリ慣れしていたら、真相もわかるでしょう。 警察機構も捜査方法もまだしっかりしていない時代なのでね~~ファロが遅れをとるのは致し方ないかも。 19世紀の雰囲気が好きなので、それは楽しめますが、評価するとなると、並外れてはいないかな‥ この時代に女性のおかれた立場という意味では、やむを得ないけれど、もう少し違うニュアンスで描かれたほうが好みだな、なんて。 ファロ警部補は成人した息子がいるせいか?老け込んだような気分でいるけど、実は見た目も十分女性にもてる魅力的な中年男のようです。
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