1,800円以上の注文で送料無料

日本の200年(上) 徳川時代から現代まで
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

日本の200年(上) 徳川時代から現代まで

アンドルーゴードン【著】, 森谷文昭【訳】

追加する に追加する

日本の200年(上) 徳川時代から現代まで

定価 ¥3,960

2,255 定価より1,705円(43%)おトク

獲得ポイント20P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2013/04/12
JAN 9784622076964

日本の200年(上)

¥2,255

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/04/07

外国人からみた日本の歴史。 難しい本だけど、今まで知らなかったことも書かれてたので結構面白く読めた。

Posted by ブクログ

2014/03/23

英語圏の日本研究者のための日本史教科書邦訳版。 徳川幕府末期から現在までを日本の元号や戦前戦後の区切りではなく、世界史とも連動した時代の区切りで整理してある。 国の正統な君主は天皇であるとする国学的な流れから見れば、明治維新は区切りではなく、明治以降の「天皇民主主義」と徳川時代...

英語圏の日本研究者のための日本史教科書邦訳版。 徳川幕府末期から現在までを日本の元号や戦前戦後の区切りではなく、世界史とも連動した時代の区切りで整理してある。 国の正統な君主は天皇であるとする国学的な流れから見れば、明治維新は区切りではなく、明治以降の「天皇民主主義」と徳川時代は思想的につながっている。 訳者あとがきにあるとおり、「日本の特殊性」について述べるのではなく、「近代の特殊性」を述べている。どの国にも似たような状況がある。 著者は労働運動史が専門でもあるので、マクロな金融・産業状況から行政・企業・労働者の選択、行動などのミクロな動きも時代に沿って追いかけられる。 特徴的なのは、どの時代も、女性の生活やフェミニズム的な運動、女性に対する抑圧にも非常に目配りが行き届いていること。そのような目線で見れば、男は外で働き女が家を守るというジェンダーが事実として続いているもの何でもなく、江戸しぐさと同じような、後から振り返ってつくられた伝統、規範だということがわかる。 バブル崩壊以降の直近20年くらいでは、なぜ首相の靖国参拝がダメなのか他、アジアから今日本はどう見えるのかという視点が得られて有益。 高校生になったら読むべき上下2冊。

Posted by ブクログ

2013/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『新しい歴史教科書を作る会(作る会)』がレイシスト集団『在日特権を許さない市民の会(在特会)』と一緒に 「捏造!従軍慰安婦」展なるパネル展の協賛団体に名を連ねているぞ。いいのかこれ? http://myosaka.blog.fc2.com/blog-entry-592.html というニュースを拝見したので、レビューというよりも、読んで感じたことについて少々。 ちょうど、A・ゴードン『新版 日本の200年』(みすず書房 http://www.msz.co.jp/news/topics/07696;07697.html )を読み終えたせいかもしれないが、ユニークさを強調するあまり、他の時代や地域の人々と全く関係がないと「錯覚」して「自尊」することはかえってユニークさを損なうことになるのでは。 そして思い返すのは、やはりゲーテの言葉。「個々の人間、個々の民族の特性をそのまま認めながらも、真に誉むべきものは全人類に属することによってこそきわだつのだという確信を失わぬようにしてこそ、真に普遍的な寛容の精神が最も確実に得られる」、ゲーテ(小栗浩訳)「文学論・芸術論」『世界の名著38』中央公論社、1979年。 A・ゴードン『新版 日本の200年』(みすず書房)。鎖国徳川時代ですら、諸外国との交流の中でその政治史、社会史、経済史、文化史が形成されてきた。近代日本200年の歩みとは広汎な世界の近現代史と密接不可分である。普遍と個別は「相互連関性」によって成立する。経緯を振り返る新しい視座。 で……、そのA.ゴードン『日本の200年』みすず書房「日本語版へのまえがき」で興味深いをことを書いているのでご紹介。1990年代の末、アメリカのアジア学会の会員に「新しい歴史教科書を作る会」からパンフレットが送られてきたそうな。 いわく「それぞれの国は他の国々とは異なる独自の歴史認識をもっている。さまざまな国が歴史認識を共有することは不可能である」。はたしてそうか。共通了解を目指すことの重要性は、すべからく同じだと主張することとは違う。A.ゴードン『日本の200年』みすず書房「日本語版へのまえがき」 ユニークさを強調し神秘主義に傾くのでも、うすっぺらい作業仮設を設定することでもない。大切なことは、一見すると固有の神秘的な本質に見えることが、どのように循環し、変遷をとげたかを跡づけるということが歴史家の責務ではないかという話。その意味で、歴史修正主義は閉じた社会の独言か。 ともあれ、日本人の研究者であっても、200年とはいえ、通史を著わすことに躊躇する現在。A.ゴードン『日本の200年』みすず書房は、おすすめです。ちなみに旧版(2008年以降の経緯の増補前)の書評。http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/442pdf/04-01.pdf 『立命館産業社会論集』 44巻2号。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品