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巨鯨の海
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巨鯨の海

伊東潤【著】

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巨鯨の海

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/04/19
JAN 9784334928780

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商品レビュー

4.1

58件のお客様レビュー

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2024/06/30

江戸から明治にかけて熊野の太地で厳しい掟の中、捕鯨に命をかける男たちを描いた6編。 辛いお話が多かった。

Posted by ブクログ

2023/06/20

武士ではなく、漁師が主役の時代小説というのもなかなか面白かったです。人間たちの葛藤はもちろんですが、鯨の方のからの視点も伝わってくる作者の構想力と筆力は感服しました。

Posted by ブクログ

2023/04/23

ご縁をいただき、講演会の講師をお願いすることになったため、その前に著作を呼んでおこうと思い手に取りました。 第一印象は、とても緻密な物語だ、と感じました。 綿密な取材や調査を行って書かれているのだと思いますが、鯨を獲るまでの漁の流れや、それぞれの場面で、各々の立場からどのように...

ご縁をいただき、講演会の講師をお願いすることになったため、その前に著作を呼んでおこうと思い手に取りました。 第一印象は、とても緻密な物語だ、と感じました。 綿密な取材や調査を行って書かれているのだと思いますが、鯨を獲るまでの漁の流れや、それぞれの場面で、各々の立場からどのように鯨にアプローチをするのか、またその時の感情はどのようなものなのか、というところがとてもリアルにえがかれているように感じます。 和歌山県太地で行われていた捕鯨(網掛けと銛打ちによる古式捕鯨)を題材とした小説ですが、「鯨を獲る」ということが、金儲けだけではなく(もちろんその要素は多分にありますが)、自然・鯨という大きな脅威に対して正々堂々と立ち向かうことや、その仕事に村を上げて従事することへの誇りなども感じられ、捕鯨がひとつの「文化」であるということが著者のメッセージなのかな、とも思います。 捕鯨が生活の中心である太地という場所で、鯨とのかかわり方(沖合でクジラ漁をするか/内池で獲った鯨の処理にあたるか,銛打ちをする船に乗っているか/網打ちや補給のための船に乗るか,銛を打つ「刃刺」かどうか…)で発言力や地位が固定化し、その階級にしばられながら過ごす太地の人々。 本作はそれぞれ時代が異なる6つの中編から成る作品です。 「鯨」という大自然を象徴する「敵」と相対することで自覚させられる人間の矮小さを自覚させられつつも、自らの置かれた環境の中で真摯に、ひたむきに生きようとする主人公たちの姿に、「ロマン」を感じる小説だったと思います。

Posted by ブクログ

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