ダメをみがく “女子"の呪いを解く方法

津村記久子, 深澤真紀【著】

• 販売会社／発売会社: 紀伊國屋書店
• 発売年月日: 2013/03/29
• JAN: 9784314011051

商品レビュー

2024/07/24

「今まであかんかった人はとにかく深追いしてきましたね。すっごい自分の懐に入れようとしてくる。
深追いする人には、こっちのほうも感じ悪く接するとか、そっけなくしないとダメです。嫌われないようにと思って、中途半端に心を開いたりすると大変なことになる。
〜そういう人って、こっちが何点とれば満足するのかわからないですし、むしろ、そのテスト自体を楽しんでるところがある。しかも自覚なしに。」
「深追いするひとって、絶対なんか欲しいから深追いしてきますからね。〜気持ちも取引の対象なんですよね。深追いする人は、形のあるものじゃないものをもらおうとしてる！っていうことは広めた方がいいですよ。」

わ、分かる〜！！！！もっと早く知りたかったこの処世術…こうゆう本を読んでこなさすぎた
クソメンヘラ上司を思い出す

「津村さんみたいに、変えて欲しいところは伝える。そして「別れた父の悪口を言わなかった」のは母親のいいところだと認める。でも、所かまわず訳のわからないことを話しかけてくることは不快だから、これをやらせないようにすれば、平和じゃないにしても共存できるーというふうに問題を切り分けることが、普通はなかなかできないんですよ。」

買います

2023/12/20

ダメを磨く、という題名に惹かれて。津村さんの小説が大好きで、津村さん自身がこんな方の力がぬけるような人柄とは。面白い人だなぁ。ますます好きになりました。
でも、対談を読むのに慣れてないからか、長く感じてしまいました。

2023/06/04

仕事でヘトヘトな時になんとなく引き寄せられて読みました笑

私のいる会社はブラック企業ではないけど、あまりにホワイトすぎてつらい時があります。残業時間のカウントがシビアすぎるとか、常に将来のビジョンを語り合って自己実現していくようなセミナーがいっぱいあったり、全員が仕事を通じてキラキラしつつ、仕事にすごい情熱を持ちましょうね！！！！！
みたいなかんじです。えぇ。

正直私は仕事はお金をもらうために行ってるんですが、それを許さない会社にいると、そしてそういうセミナーに近いミーティングが立て続くと心が疲れてしまうのです。

そんな時にこの本を読んで、あぁほどほどでいいし別に仕事にすごい情熱ないひとがいてもいいよね。って思えてよかった。

もちろん仕事に情熱持って仕事頑張ってキラキラしてる人たちはすごいですよ！！！えらいなぁ！って思いますよ！！！そういう人がいないと会社も進んでいかないですからね！

私はそんなみんなを陰から「頑張るんやで…」と見守るおばさんになろうと思います。

さぁ明日からもまた働くか…。