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「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂 新潮文庫
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「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂 新潮文庫

湯谷昇羊【著】

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「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/03/29
JAN 9784101344928

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商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2017/10/06

中国が今よりももっと未発達だった時代に進出し中国国内からも認められる存在となった伊藤洋華堂の記録。 日本と同じやり方ではうまくいかないのは当たり前だと思うが、それに耐え柔軟に対応してきた日本人社員たちの努力が中国人からの信頼を得、売上も上がるという形で報われたのは本当に喜ばしい。...

中国が今よりももっと未発達だった時代に進出し中国国内からも認められる存在となった伊藤洋華堂の記録。 日本と同じやり方ではうまくいかないのは当たり前だと思うが、それに耐え柔軟に対応してきた日本人社員たちの努力が中国人からの信頼を得、売上も上がるという形で報われたのは本当に喜ばしい。 日本人が中国で仕事をするうえでの心構えが、中国は理解できない国であることを前提とする、というのには苦笑いである。

Posted by ブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013(底本2010)年刊行。イトーヨーカドーが中国北京・成都に出店し、血反吐を吐く販促活動や試行錯誤を経て、地域に浸透していく様を活写。全体を通して、プロジェクトX的な奮闘・感動・成功譚として語られるが、斜めから読むと種々炙り出される。まず①中国人の長短。確かに、治安やモラルの問題を抱えているが、一度信用するとトコトン尽くすという点。性悪説と過剰信頼が同居。②現地に乗り込んだ日本人の行過ぎたワーカーホリックである。確かに、やりがいはあるかも。が、疾病を生じさせる仕事が、人生80年ある中で適切か? 寿命を相当縮めるかのごとき仕事ぶり、さらには、発症してしまったように思える記述もわずかながら存在する。これを経営者的という一言で済ます著者の見識もやや偏頗の感。定年後20年ある先の人生を考えると果たしてそのような処遇の適否は迷うところ。③現地に根付くことの意味。やはりSARS騒動と四川大地震での対応が相当影響したのでは。危機にどのように具体的に手を差しのべられるかが問われるよう。他にもあるが、多くの意味で、良くも悪くも先例的な意義を持つ取組みであるように思われる。 なお、塙昭彦成都イトーヨーカ堂董事長(専務取締役中国室長)の「殴られた方はいつまでも忘れない」と部下を一喝した点が、感慨深い。

Posted by ブクログ

2014/08/17

イトーヨーカドー中国進出の裏側がよくわかる本。日本的な接客サービスを生かしながら、中国の生活習慣を徹底的に分析した商品ラインナップを充実させたことなどにより、現在では一定の成功を収めているが、それまで苦労の連続だった。たとえば従業員の教育では、タイトルにあるように「いらっしゃいま...

イトーヨーカドー中国進出の裏側がよくわかる本。日本的な接客サービスを生かしながら、中国の生活習慣を徹底的に分析した商品ラインナップを充実させたことなどにより、現在では一定の成功を収めているが、それまで苦労の連続だった。たとえば従業員の教育では、タイトルにあるように「いらっしゃいませ」と言えずに辞めていく中国人が続出し、日本人と同レベルに達するまで2年を要したという。そのほか、盗みの多発や、いい加減な商品管理など、解決すべき問題が山ほどあった。そうした問題の一つ一つをつぶしこみ、愚直な努力を続けてきた日本人駐在員たちには感服する。特に成都などは、食事などの面で、日本人が住むのに本当に過酷な環境だったと思う。そんななかでひたむきな努力を続けていた日本人駐在員の努力は、徐々に中国人従業員にも伝わっていったことが、中国人従業員に対するインタビューでわかる。日本人・中国人両者の視点からイトーヨーカドー発展の経緯を知ることができた。

Posted by ブクログ

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