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おたふく 文春文庫
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おたふく 文春文庫

山本一力【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/04/10
JAN 9784167670207

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商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2018/11/10

長編の本作は、江戸の高級食材を扱う老舗大店の兄弟を主人公に大店を守る長男と、大人になり袂を分けて仕出し弁当店を開業して事業を営む次男の話ですが、棄損令に伴い世間の景気が悪くなったにも関わらず大店を守り抜く兄と、そんな世を逆手に順調に商いを伸ばす次男が、それぞれに志を持ちながら商い...

長編の本作は、江戸の高級食材を扱う老舗大店の兄弟を主人公に大店を守る長男と、大人になり袂を分けて仕出し弁当店を開業して事業を営む次男の話ですが、棄損令に伴い世間の景気が悪くなったにも関わらず大店を守り抜く兄と、そんな世を逆手に順調に商いを伸ばす次男が、それぞれに志を持ちながら商いをすることで、それぞれを支える人たちとの絆や兄弟愛が、やがて商売仇を討ち払い、天下も動かすというところが良かったです! 「おたふく」というタイトルに込められた万民に福が来る世というのが深いですね!

Posted by ブクログ

2016/05/19

28年5月19日読了。 江戸幕府が出した棄捐令。それまでは湯水のごとく金を使っていた札差達は、一斉に金を出し渋り、江戸の町は大不況におちいる。そんな中、職人相手に安くて美味い弁当を 売りに出そうと考えた裕治郎。彼を中心に 大店の主人、小料理屋の料理人、火消し、テキ屋の元締め、...

28年5月19日読了。 江戸幕府が出した棄捐令。それまでは湯水のごとく金を使っていた札差達は、一斉に金を出し渋り、江戸の町は大不況におちいる。そんな中、職人相手に安くて美味い弁当を 売りに出そうと考えた裕治郎。彼を中心に 大店の主人、小料理屋の料理人、火消し、テキ屋の元締め、瓦版屋、蔵宿師、対談屋、奉行、様々な職業の人々が入り乱れる。裕治郎を助けようとする人、貶めようとする人。江戸に生きる人々の人情、心意気。山本一力の描く人々のなんと爽やかなことか。なかでも、お茶を飲む描写が、たまらない。

Posted by ブクログ

2016/02/09

L 大店の次男が主人公だか、光るのは大店の長男と、次男の義父。次男の行動がもてはやされるように書かれているが一番人間ができてるのはお兄ちゃんだよ。大店の主人としての矜持や弟への愛情、奉公人への態度などお兄ちゃんが一番良かった。途中、札差の話や蔵宿師の話が入って非常につまんなくな...

L 大店の次男が主人公だか、光るのは大店の長男と、次男の義父。次男の行動がもてはやされるように書かれているが一番人間ができてるのはお兄ちゃんだよ。大店の主人としての矜持や弟への愛情、奉公人への態度などお兄ちゃんが一番良かった。途中、札差の話や蔵宿師の話が入って非常につまんなくなったけれど後ろに続く布石なので耐えて読むべし。お金の話がメインなので、今も昔も同じだなと。持ってる人が出し惜しみせず使わないと経済は回らないのだよ。

Posted by ブクログ