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道徳という名の少年 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/03/23 |
JAN | 9784041007501 |
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道徳という名の少年
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商品レビュー
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少女趣味な文章に秘められた甘美な猛毒。めずらしい雪の降る夜、朝まで鳴り止まない教会の鐘、1、2、3、悠久と名付けられた姉妹……色々な要素が不思議で可愛らしくて、桜庭一樹先生の生み出す世界感を改めて愛おしく感じた。 「道徳という名の少年」というタイトルでいて内容は不道徳の極みであり...
少女趣味な文章に秘められた甘美な猛毒。めずらしい雪の降る夜、朝まで鳴り止まない教会の鐘、1、2、3、悠久と名付けられた姉妹……色々な要素が不思議で可愛らしくて、桜庭一樹先生の生み出す世界感を改めて愛おしく感じた。 「道徳という名の少年」というタイトルでいて内容は不道徳の極みであり、しかし全くいやらしさや気持ち悪さを感じないのはまるで御伽噺のような語り口だからだろうか。 『ジャングリン・パパの愛撫の手』が特にお気に入り。息子夫婦の夜の営みを補助する父親という不道徳の極みであるのに、いやらしさや不快感を感じないのは少女が見つめているのはジャングリンでもジャングリンパパでも無く、『ジャングリンパパの腕』というピンポイントな身体のパーツだからだろうか。腕というパーツには不思議な温かさや愛着があるように思う。父親の大きな手、母の温かい腕の中……その手の描写は時に安全や安心の象徴として使われる。『隣家のパパの腕に心奪われる少女』。童女がキラキラとした瞳で乾いた男の腕を欲し、その心を大人になっても持ち続けている、そこにロマンチックさを感じる。深く考えると結構気持ち悪い。しかし、その響きだけで人を酩酊させるような蠱惑的な魅力が確かにあるように感じた。 インタビューの部分は流し読み。まだ桜庭一樹先生の作品をコンプリートしていないので。読み終わり次第、再読したい。
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一家系の官能的で甘美な愛の物語集 心に残る作品です 戦地へ赴くジャンの物語「ぼくの代わりに歌ってくれ」がとてつもなく好きです 桜庭一樹クロニクル(インタビュー集)も必読
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