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西巷説百物語 角川文庫
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西巷説百物語 角川文庫

京極夏彦【著】

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西巷説百物語 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2013/03/23
JAN 9784041007495

西巷説百物語

¥825

商品レビュー

4.3

50件のお客様レビュー

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2026/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〈巷説百物語〉シリーズ第5作。御行の又市の元相棒・靄船の林蔵を主役に、上方での事件の数々が描かれる。 林蔵の人当たりの良さや、自分の気持ちを隠し切れない人物像のせいか、又市を主役にした作品とは違った味わいがあって面白い。 最後の「野狐」は悲しい事件ではあるけれど、これまで登場してきた多くの人物たちが同じ場に揃う姿が見られて、シリーズを読み進めてきたことの満足感があった。

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2026/04/15

「巷説百物語シリーズ」、今回はすべて仕掛けられる側の視点で物語られる。それにしても京極氏のスタイリッシュぶりよ。全作品五つの節から構成される。壱で視点人物が登場し、何やら妖しげな状況に置かれているが、まだ読み手には良く分からない。それが弐、参と進むにつれて事件が明らかにされつつ、...

「巷説百物語シリーズ」、今回はすべて仕掛けられる側の視点で物語られる。それにしても京極氏のスタイリッシュぶりよ。全作品五つの節から構成される。壱で視点人物が登場し、何やら妖しげな状況に置かれているが、まだ読み手には良く分からない。それが弐、参と進むにつれて事件が明らかにされつつ、肆で反転(ネタバレになるので詳しく書けない)、結末にいたり、後で仕掛の種明かしがされるという同一形式。そして文章のすばらしさにうっとりさせられる。そして殆どの作品、視点人物が悪なのだけれど、それぞれなりの事情を抱えており、なんとも哀しかったりする。そして最終話。又市が、林蔵が、(これまでのシリーズ作でほのめかされてきた)上方から江戸へ落ちることになった過去仕掛の顛末が明かされ、十六年後の決着。泣ける。西のオールスター登場(+ゲスト出演)という感じも嬉しい。やはり京極凄いわ。

Posted by ブクログ

2025/12/11

御行の又市の悪友である靄船の林蔵を主軸に大阪での物語を7編収録。シリーズ5作目。 言葉でまやかしを見せつつ靄の中に絡めとるスタイル。 物語の流れが美しい。派手さはないが小気味良い感じがありつつ、締めの「野狐」にやられた感。やっぱり好き このシリーズは毎回1話目で騙されて、2話...

御行の又市の悪友である靄船の林蔵を主軸に大阪での物語を7編収録。シリーズ5作目。 言葉でまやかしを見せつつ靄の中に絡めとるスタイル。 物語の流れが美しい。派手さはないが小気味良い感じがありつつ、締めの「野狐」にやられた感。やっぱり好き このシリーズは毎回1話目で騙されて、2話目からは流れがわかるからスイスイ読んで、ラストで「ウワァァァァ」ってなる(笑)もう、私の中ではお約束。これが楽しくて読んでる。騙されたい(笑) 今作は江戸時代の関西弁なんで、より読みやすかったのもある。セリフがみんな脳内で西方の→ イントネーションで再生されて、とても良き。関西人で良かった(笑) そういえば、林蔵がイケメン枠なん忘れていて最初戸惑いがあったりなかったり。物語の中の関西弁キャラは胡散臭いヤツが多いイメージがあったから、なんか勝手に林蔵は狸ジジイやと思ってたわ(失礼がすぎる)

Posted by ブクログ

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