- 中古
- 書籍
- 書籍
人魚姫 探偵グリムの手稿
定価 ¥1,760
110円 定価より1,650円(93%)おトク
獲得ポイント1P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2013/03/28 |
JAN | 9784198635725 |
- 書籍
- 書籍
人魚姫
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人魚姫
¥110
在庫なし
商品レビュー
3.7
27件のお客様レビュー
童話「人魚姫」がミステリに。 王子と結ばれなかった人魚姫は泡となって消えたはずだった。しかしその後、王子が殺されて消えた人魚姫に疑いがかかる。少年アンデルセンは人魚姫の姉と出会い、事件の真相を探ることに… 人魚が実在する世界を舞台にしたファンタジーだが、しっかりミステリになってい...
童話「人魚姫」がミステリに。 王子と結ばれなかった人魚姫は泡となって消えたはずだった。しかしその後、王子が殺されて消えた人魚姫に疑いがかかる。少年アンデルセンは人魚姫の姉と出会い、事件の真相を探ることに… 人魚が実在する世界を舞台にしたファンタジーだが、しっかりミステリになっているのがこの著者らしい。 この後どうなったのかが気になるが、面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
六人姉妹の人魚姫。 末の姫が恋した王子が殺された事件の謎を解く物語。 父を亡くし、途方にくれていたところ、絵描きの旅人を死神と間違え逃げ惑う。 父の形見の人形を探しに戻って海に出たところ、砂浜に裸の女。人魚姫がいた。 その人魚姫は、六人姉妹の末の妹が王子を殺したとあっては戦争になる。と、真実を暴きに自分の心臓を対価として人間になり、陸に上がった。 猶予は七日。 妹は王子が殺される二日前に「恋が成就しなければ泡になる」と魔女と契約したことが実行され、妹が殺すことは不可能だと主張するも、亡霊が殺したなどと言われた。 王子が出かけるのは目撃されているが、戻ってきたところを誰も目撃していない。 王子は魔女が肋骨で作った短剣で刺されて死亡。 バルコニーに背を向け倒れた状態で発見された。 魔女の短剣が一旦海に捨てられたのに、短剣で刺された以上、人魚の姉妹を疑うのが当然。 しかし、人魚の尾ひれでは王子を室内で殺害することは不可能。 そもそも魔女の短剣は一本なのか? 肋骨からは一本しか作れない。 じゃあ一本か。 そんな時、魔女の死体が砂浜に打ち上げられた。 月日が経って木同然の魔女の死体。 しかし、その死体の肋骨と、手元にある短剣の切り口が違う。 魔女は二人いて、短剣も二つある。 王子を殺したのは、結婚した相手。 馬も戻っているため、帰ってきて殺されたと考える。 王子を出迎えて口論になり殺害。 どうやって部屋に運んだのか? 跳ね橋の先に乗せて部屋に引きづりおろした。 跳ね橋を上げている間、絨毯の張替え業者の足止めに、チェックを入れた。 王子の遺体を一旦バルコニーに下ろし、使用人にシーツを取り替えさせ、自分のアリバイを作った。 王妃は短剣は市場で手に入れた。 魔女の正体は、末の姫だった。 長いあいだずっと、人魚が魔女を殺し、魔女になり、人魚が魔女を殺すという連鎖が続いてた。
Posted by
童話モチーフは大好物なので楽しく読みました。 2つの謎の後者は見当がついていたのでちょっと残念。 物語の雰囲気や、元々の童話を上手く活かしているミステリーだったので童話が好きな人は好きだと思います。
Posted by