「モンスター食品」が世界を食いつくす！ 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢

船瀬俊介【著】

• 販売会社／発売会社: イーストプレス
• 発売年月日: 2013/03/16
• JAN: 9784781609539

商品レビュー

2024/05/30

「モンスター食品」のモンスターは、その大きさや市場規模、悪質性を指している。

2024年5月29日、食料・農業・農村基本法が改訂された。
ここにさらっと書いてあるが、「収穫量の多い品種の導入」が、本書に書かれてるキングコーンを筆頭としたモンスター食品に関するものである。

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“農政の憲法”「食料・農業・農村基本法」の改正法が成立
>この改正法をめぐっては、衆議院で自民・公明両党と日本維新の会による協議で、国が、収穫量の多い品種の導入を促すことを盛り込む、修正が行われました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240529/k10014464341000.html
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いままでは米国のお話だった、関係なかった。
それは違う、と筆者はいう。

キングコーンは、恐ろしくまずい。
だから、直接は食べられない。
誰が食べるか、というと牛や豚、鶏などの家畜、それから二次加工品にもなります。
これは入っていない食品を探すのが大変なくらいかも。

コーングルテンミール
コーンシロップ
コーンスターチ
コーンスティープリカー
コーンソース
コーンチップ
コーンパイプ
コーンフラワー
コーンフレーク
コーンミール
コーン油

そして、牛や豚や鶏を食するのは誰か？
コーンシロップほか、コーン〇〇を食するのはだれか？
社畜です。

結局どっちもなんのことはない。家畜ですね。
家畜の食べ物ということ。

別に今回ここで法が変わらなくても、日本に蔓延していたのですが、これからは作物として、どんどん入ってくる、ということ、農地が破壊される（※）、ということです。

※ 収量を上げるためには、ラウンドアップとこれまでよりもはるかに大量の肥料が必要となって土地が荒れていきます。またこれからもずっと同社の種を買い続けなけれなりません。在来種は外来種に駆逐されていき、遺伝子が混じった在来種を栽培しているなら、同社に訴訟を起こされます。

モンサントは言います。遺伝子組み換えしても、作物は元の植物と何ら変わらない。
そうなんか？？
遺伝子組み換え植物にやってきた蝶が、死んでいく。花粉も、蜜も毒なんですね。害虫だけでなく益虫も死んでいく。

では、家畜（社畜）は死なないのか。
ご判断はお任せします。

2023/05/16

著者は有名デマ屋らしいが、一応読んでから判断しないとねと読むと、モンサントがロックフェラー財団の子会社などの超低レベルのデマで読む気が失せました。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/490966156.html

2021/07/04

読みやすさ★★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★

国際資本家とモンサントなど大企業と政府のズブズブの関係は、恐ろしい世界を確立しつつある。読む端から食品の成分表示を確認してしまう。笑

トンデモ本か陰謀論か、はたまた真実か。
船瀬氏の本を読めば、確かにそうだよな、ヤバいよねって感じるのが素直な感想だと思うのだが。洗脳されているのはいったい誰なのかと、毎度微妙な気持ちになる船瀬本。
大衆が知識武装しなければ、この流れを止められない。
まず第一に「知ること」に興味を持たない人が多すぎな世の中。
芸能人の結婚や不倫よりも、私たちの食べ物の現状の方が大事だと思うのだが、なかなかお話できる人がおらなんだ。。