カラー版 一番やさしい株の教科書

竹内弘樹【監修】

• 販売会社／発売会社: 西東社
• 発売年月日: 2013/03/11
• JAN: 9784791620425

商品レビュー

2021/10/26

オールカラーで図解も多く、大型本なので文字も見やすく、読みやすいです。
内容は「株ってなんだろう？」と興味を持ったばかりの初心者向けになっています。
この本を読むと、基本が少し分かる内容となっていました。読了すると、ざっくりとした株へのイメージが掴めます。

本書を読んで、証券口座に口座開設ができたらならば御の字です。証券口座が開設できれば、証券会社のWEBで四季報などの情報やチャートが詳しくみることができるようになるので、実際の取引を始めるには、証券会社の情報画面を色々覗いて用語を覚えつつ、チャートの読み方（せめて、今が、上がり調子なのか？下げ調子なのか？）がわかってから始めたほうがよいと思います。
チャートが分からないと、初心者は、うっかり高値で購入してしまうので、高値掴みしないように注意しましょう！（私も何度失敗したことか。笑）

最後の章に、『ここが損得の分かれ目！初心者のあるあるパターン』が掲載されているので、取引を始める前に一読すると気が引き締まると思います。

ただ、一般的な事例としての失敗談などは冷静に読めますが、自分の持っている銘柄に置き換えると、どうしても安心材料ばかりを探して頭にインプットしてしまうため、メンタルを良い方向だけにバイアスがかからないように注意する必要があります。
持ち株は、俯瞰して神の目線でみることができるようになるといいですね。（私はまだ無理なので修行中です。）

ある程度の経験の中で、分かってくる事もあるので、『余裕資金』で色々とチャレンジしてみるのはよいと思います。しつこいですが、あくまでも『失っても生活に影響のない金額で行うことが大事』です。

株式は実際に取得していないと張り付いて値動きを見る事もないでしょうから、どうしても特定の銘柄が気になるのなら、勉強のために実際に株を買ってみるのもありかなと思います。
しつこいようですが、株取引は、あくまでも『現物（現金）の余裕資金』で行いましょう！

たまに開いては、これはどういう意味だっけ？　と確認するためにも役立っています。
わくわくした気持ちを後押ししてくれる、まさの株の教科書でした。

2019/12/04

株の勉強でもしてみようかいな、と思って手に取ってみました。
株界隈に関しては恥ずかしながら全く不勉強でしたが、そんな私にとっても、かなり平易な内容で書かれているので全く理解ができず心が折れるということもなく、ああ新聞やインターネットで見るあれこれはああいう意味合いだったのね、というのが解決したり。株の世界に挑戦する足掛かりにはなりそうです。
この本を読みこむとともに、他の教科書とも合わせて勉強しながら、チャレンジしていけたらいいなと思います。
スタートラインにはいい一冊ではないでしょうか。

2019/06/11

直前に読んだ、同監修者の同様系譜書とほぼ同内容。ま、それは当然ちゃ当然、内容が違ってたら、どちらかは出鱈目ってことだし。なので、本監修者の方針が好きな自分としては、本作も満足の内容。ただやっぱり、目新しいことはもうほとんどなく、復習メイン。反復練習によって、それなりに思うところは出来てきた実感あり。さていかに。