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黄昏に眠る秋 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2013/03/09 |
| JAN | 9784151797019 |

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黄昏に眠る秋
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商品レビュー
3.7
21件のお客様レビュー
カリブ海の島で子供がいなくなった。20年後に靴が入った小さな郵便が届く。 新人賞受賞のスウェーデンの作家。読み始めは文体に馴染めないで中々進まなかった。 カリブ海側のエーランド島で起きた子供の誘拐事件。 祖母は昼寝をしている間に、一人で散歩に出た孫のことを悔やんで死んだ。 母親...
カリブ海の島で子供がいなくなった。20年後に靴が入った小さな郵便が届く。 新人賞受賞のスウェーデンの作家。読み始めは文体に馴染めないで中々進まなかった。 カリブ海側のエーランド島で起きた子供の誘拐事件。 祖母は昼寝をしている間に、一人で散歩に出た孫のことを悔やんで死んだ。 母親や祖父母は、事件から立ち直れていなくて、夫婦は離婚、 事件から20年、80歳になった祖父のイェルロフは、動きもままならない状態で、介護施設にいる。 祖父は、孫息子がいなくなったことを考え続けている。 そこに、小さな靴が郵便で届く。 母のユリヤはそれがいなくなった息子の靴だという。 島は昔の海運業も寂れ、住む人もまばらになっている。夏の間は避暑に来る人で一時別荘地帯はにぎわうが、それも短い夏が過ぎると人影も見えなくなる。 島の北部に広大な土地を持っているカント家にはニルス・カントという問題児がいて、島では鼻つまみ者だった。 暴行罪で捕まったとき、警官を護送中に射殺して、海外に逃げてしまっていた。 イェルロフの推理と、昔馴染みの島の人たちの係わり合いは、孫の靴が届いた時から動き出す。 彼は歴史の中で生きてきたが、まだ体は動く。 ニルス・カントの逃亡生活や島に残った人たちの暮らし方も、丁寧に記述され、二重三重のストーリーになって厚みがある。 戦後、変ってしまった島の中で細々と生きる人たちを不自由な体で尋ねて歩くイェルロフは、ついに命がけで真相にたどり着く。 半ば過ぎから急にテンポが良くなり、 書きたいけれど 書けない、思いがけない展開が、非常に面白かった。 お
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・あらすじ スウェーデン エーランド島が舞台 約20年前の少年失踪事件を解決しようとする母親と祖父 事件を調査する内に30年程前に死んだ男が実は生きていた…? 調査パートと死んだ男の過去パートが交互に書かれ真相が判明するタイプのミステリー。 ・感想 息子が行方不明になってから立ち直れないままのユリアと、老人ホームに入り手足も満足に動かせないイェルロフが探偵役。 舞台となる場所(霧深い閑村)や季節(秋冬)、登場人物も老人ばかりなので展開も遅め。 終始物静かで寒々しい印象があるけどエピローグでは事件解決とともに囚われていた彼らの苦しみが昇華されて、それが季節が春になり霧が晴れる事で描写されていい読後感だった。 ハッピーエンドではなくニルスがクソ野郎であることには変わり無いけど…。 娘と父親、息子と母親で対比され母親(故郷)の元へ帰りたかったニルスと事件後目を背けていた故郷、父親との確執を解消するユリアとの対比も良かった。 犯人はそうかも…?いややっぱり違うかなーそうであってほしくないなって人がそうでちょっと悲しかった
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スウェーデン、エーランド島で霧の深いある日、少年が行方不明となる。祖父である元船長のイェルロフが事件の謎を解く。高齢の祖父のゆったりとした時間の流れとエーランド島の自然がマッチし、物語が丁寧に進められて行く。終盤は悲しい結末へと向かうが、イェルロフの覚悟と落ち着きと共に、静かに受...
スウェーデン、エーランド島で霧の深いある日、少年が行方不明となる。祖父である元船長のイェルロフが事件の謎を解く。高齢の祖父のゆったりとした時間の流れとエーランド島の自然がマッチし、物語が丁寧に進められて行く。終盤は悲しい結末へと向かうが、イェルロフの覚悟と落ち着きと共に、静かに受容できる境地となる。
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