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「童石」をめぐる奇妙な物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2013/03/11 |
JAN | 9784800206435 |
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「童石」をめぐる奇妙な物語
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
祖母の遺言をきっかけに、不思議な石のコレクターと知り合った高校生。 さまざまな石の力。壊す快感に、次第に魅せられてゆく。 そして「童石」の謎 ミステリーとファンタジーの融合のような独特な話。
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第11回「このミステリーがすごい」大賞優秀賞に輝いた作品。ミステリーというより、SFファンタジーと言った方がしっくりくる感じです。 工事現場で発掘された人間の足形をした謎の石「童石」から物語が始まり、祖母の遺言に従い石コレクター林老人の元へ行った主人公耕平が奇石の謎に巻き込まれ...
第11回「このミステリーがすごい」大賞優秀賞に輝いた作品。ミステリーというより、SFファンタジーと言った方がしっくりくる感じです。 工事現場で発掘された人間の足形をした謎の石「童石」から物語が始まり、祖母の遺言に従い石コレクター林老人の元へ行った主人公耕平が奇石の謎に巻き込まれていきます。怪奇話な内容なのですが、キャラクター設定がうまく、全体的に明るく読みやすいテンポで話が進むので、陰気臭くなくドンドン読み進められます。私は3時間位で読み終わりましたが、速い人なら2時間で読めるかも。 中盤やや盛り上がりに欠け、中だるみ感のある点が気になりましたが、童石の誕生の謎、幾星霜の時を越えた再会、林家の呪縛からの解放と言ったラストの展開は読みごたえがありました。
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この小説の原型は、第11回『このミステリーがすごい!』大賞の応募作、「石の来歴」という題名の小説。 この小説の書評をなにかで見て読んでみたいと思ったのだが、作者、内容などは失念してしまい、「石の来歴」という題名だけで検索して手に入れ、読んだのだが、何か違う、全然違う違和感を覚え...
この小説の原型は、第11回『このミステリーがすごい!』大賞の応募作、「石の来歴」という題名の小説。 この小説の書評をなにかで見て読んでみたいと思ったのだが、作者、内容などは失念してしまい、「石の来歴」という題名だけで検索して手に入れ、読んだのだが、何か違う、全然違う違和感を覚えていた 。 「石の来歴」で検索した本は、、奥泉光の芥川賞受賞作の「石の来歴」だったのだ(私はこの芥川賞受賞作を知りませんでした)。 そう、全く同じ題名なのだ(著者はそれを知らなかったらしい)。 その後、この応募作を出版するにあたって、題名を変更したものらしい。 芥川賞を読み終わったあと、別の方法で検索したら、私の読みたい本は「童石を巡る奇妙な物語」という題名に変更されていたことを知ったのだ。 これで違和感がやっと解決した。 ミステリーを読みたかったのに、よりによって芥川賞受賞作を読んでいたのだから、これはもう、違和感抱きっぱなしだったのは無理ない。 「林のじいさん」のとぼけた語り口が、ドラマ「相棒」の小野田官房長の語り口を彷彿とさせ、小野田官房長ファンの私は、「林のじいさん」を官房長に脳内置換して読んでました。
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