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渡りの足跡 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/02/28 |
| JAN | 9784101253404 |

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商品レビュー
4.1
37件のお客様レビュー
なるほどこういうのが「ネイチャーライティング」というのか、と解説を読んで知りました。 「水辺にて」から引き続きで読んだので、似通った雰囲気の内容に少しおなかいっぱいだなーと思いましたが、そこはさすが梨木香歩さんの筆力で、読み始めるとすーっと、知床やウラジオストックやカムチャッカの...
なるほどこういうのが「ネイチャーライティング」というのか、と解説を読んで知りました。 「水辺にて」から引き続きで読んだので、似通った雰囲気の内容に少しおなかいっぱいだなーと思いましたが、そこはさすが梨木香歩さんの筆力で、読み始めるとすーっと、知床やウラジオストックやカムチャッカの空気に触れるような気がしました。 今回も鳥だけでなく、木々草花、キノコ類にまで博識なところが見て取れて、もうひれ伏すしかないなと思いました(笑)名前が出てきても、ひとっつもそのビジュアルが浮かびません(涙) こんなにも鳥や自然に惹かれて、せっせと足を運び、知り、考え、書いて・・・梨木香歩さんは何をどこまで求めるのだろう。 「春になったら苺を摘みに」に書かれていたことに関連するところもあり、このエッセイは大好きなので、そのタイトルが出てきた途端、背筋がピンとしました。歴史の重い重い事実が、このように丁寧に語られ、それを知らない人たちに読まれていくことの大切さを改めて感じました。 まだまだ読み深められていないので、いずれ再読が必要かな・・・。梨木香歩作品を読み続けたいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
渡りをする者 案内する者 を、追う。 梨木さんの物を表現する際の描写は、どれも秀逸で、 想像力の乏しい私(なにせひきこもりなので、外界の風景が想像しにくい)にでさえも、 そこにいるように感じさせる。 こんなワタシの、引き出しの奥の奥にしまいこんで、どこにしまったのか忘れきってしまい、探しても探しても見つけられないであろう脳内から、イメージを引きずり出す事に成功する。 その感覚は、いつも、自分の中に、こんなイメージの記憶があったんだと驚かされる。 そして、それは、心地よい驚きなのである。 決して、過剰な修飾語で飾られているわけでなく、必要最小限の言葉回しで表現されている。 言葉に対して真摯というか、これが物書きの人の力なのだろうなぁ。 わたしなんぞは、だらだらと修飾語ばかり並べてしまうのであります。 で、結局のところ、何が言いたかったのか、わからなくなってしまうのであります。 そのせいか、話を煙に巻くのは案外得意かもしれません。 素人のなせる業。 脱線の王様。 渡り鳥の行程は、本能なんだろうけれど、すさまじいものがありますね。 それを研究する人々も。 人も、渡る。 何のために渡るのか。 渡った人々に起きた出来事。 それは、悲しい歴史。 それは、過去の事などではなく、今にもつながっている。 そして、人と人は、以外なところでつながってもいる。 渡るという行動は、自分の歴史を知る事につながるのだろうか。 梨木さんが、自然を愛してるんだなぁというのは、他の作品からもにじみ出ていて、感じてはいたのだけれど、こんなに鳥に詳しいとは知らなかった(´・ω・`) ワタクシ、とんがった鳥の嘴が、怖くて苦手なのですが、 この作品に出てくる鳥たちの描写を観ていると、愛らしさしか感じられず、 なんで怖いんじゃ?としか思えなかったりしますね。 でも、やっぱり、実際の嘴怖いんですけど・・・
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自然を題材にしたノンフィクションエッセイ(ネイチャーライティング) 渡りをテーマに梨木さんの主観でやさしい文体で表現されていて、とても楽しく読めました。渡り鳥の生態ついてあまり知らなかったので、とても興味深く勉強になりました。国境など政治的な障壁なく自由に各国を周遊して旅する姿あ...
自然を題材にしたノンフィクションエッセイ(ネイチャーライティング) 渡りをテーマに梨木さんの主観でやさしい文体で表現されていて、とても楽しく読めました。渡り鳥の生態ついてあまり知らなかったので、とても興味深く勉強になりました。国境など政治的な障壁なく自由に各国を周遊して旅する姿あこがれます。ハチクマの渡りを見に行きたくなりました。
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