誰も知らないプロ野球「審判」というお仕事 徳間文庫

篠宮愼一【著】

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2013/03/01
• JAN: 9784198936686

商品レビュー

2018/04/21

図書館にて読了。

大谷選手の3試合連続HRに
影響されたわけではないけど、
棚の間をプラプラ歩いていたら
目に飛び込んできた‼︎

めっちゃ面白い。

やっぱり
その道のプロフェッショナルのお話しは
読み応えがありますね。

プロ野球に(正しくは阪神タイガースに)
ハマっていた、まさにその頃の試合の裏話とか、
選手の話とか、
わくわくしながら一気読みしてしまいました。

場内アナウンスでの失敗とか、
図書館で読んでるのに吹き出しちゃったよ。

あと、先輩審判からの手紙の話や、
審判を辞めてからの話に
外なのにホロリ

2014/10/23

審判──野球を見るのは好きだが、その存在を意識したことはほとんどなかった。するとしたら、微妙な判定をされたときぐらいだ。応援しているチームに不利な判定をされて腹が立ったり、監督の抗議が受け入れられず心のなかでブーイングをしたり。

けれど、審判とはなんと孤独な仕事であることか！正しいのが当たり前、ひとつでも間違えれば命取りで、間違いでなくても片方からは野次られ……それでも野球が好きだから、愛しているから闘うことができる。胸を打たれました。

今度、試合を見るときは審判の方にももっと注目し、敬意をもってひとつひとつの判定を受け入れたいと思います。本当に読んでよかった。野球のもうひとつの楽しみ方を教えてもらいました。