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思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、
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思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、

高橋久美子【著】

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思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社
発売年月日 2013/02/21
JAN 9784620321776

思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、

¥220

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2021/11/08

言葉が元気に溢れている感じが心地良い。勿論、ただ単純に元気なだけって訳は無いんだけど、自分とは掛け離れた心のエネルギーと陽性の発散を感じる。こういう人がいるんだよなぁ、と思う。自分は心のエネルギーが少なくて省エネ運転で生きているから、凄いなぁとひたすら関心する。

Posted by ブクログ

2017/05/27

優等生の仮面を被り続ける私の孤独は、先生が採点する授業の詩には決して書かれることはなかった。すべてこのピングーのノートに。本当はこんなにも薄っぺらい自分を詰るように、励ますように、家族も親友も知らない秘密のノートは机の奥で輝き続けた。 たまに実家に帰ったとき、あのローカル線に乗...

優等生の仮面を被り続ける私の孤独は、先生が採点する授業の詩には決して書かれることはなかった。すべてこのピングーのノートに。本当はこんなにも薄っぺらい自分を詰るように、励ますように、家族も親友も知らない秘密のノートは机の奥で輝き続けた。 たまに実家に帰ったとき、あのローカル線に乗ってみる。この座席にぶっ倒れてみんな寝てたな。数学の参考書広げたままで。憧れていた野球部、好きだったなぁ、あの人のこと、とか。思い出は想像以上に美しい。本当は、将来への不安と目の前にある目標とでぐちゃぐちゃだったに違いないのに。電車の中、くたくたの高校生を見ると惚れ惚れする。余すことなく戦っているその姿。今だけだということを誰も知らない。二度とこの電車のこの時間が戻ってこないことを知らずに、今日も揺られているんだ。 頑張れ。いつかの自分に送るように。 東京の夕日は赤い赤いギラギラしたのが特によく似合う。頑張り過ぎた人に寄り添うように、ゆっくりと1日を終わらせてくれる。忙しかった頃には全然気づかなかったのに。お前はそんなやさしい顔で私を照らしてくれていたのかい。 人生において、何の糧にもならなかったことをたくさんたくさんしたなあ。無意味で、時間の無駄で、ここでは書けないようないろんなことを。でも、ただ一つ言えるのは、無意味だったと言えるのは、やってみたからだ。やってみたことの中で、意味があって人生の糧になったこともたくさんある。 楽しくて楽しく、だけど拭い去れない孤独感。月光が、しぶきを上げながらケラケラ笑い、泳ぐみんなの顔と声を浮かび上がらせた。私はそれを見るのが好きだった。 2017.5.27

Posted by ブクログ

2017/05/08

高橋さん、タフだなあ〜。生きている、ってこういうことなんだろうか。自然に、地に足をつけて、人との関わりを大切にしながら過ごしていくということ。

Posted by ブクログ

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