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ぼくとユーレイの占いな日々 石狩くんと株式会社魔泉洞 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2013/02/22 |
| JAN | 9784488440022 |

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ぼくとユーレイの占いな日々
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商品レビュー
3.3
16件のお客様レビュー
就活のためにパソコンやスーツを買い、お金が無くなった石狩くんは、ビルのカーペットを敷くアルバイトの帰りに怪しげな占い師ユーレこと摩耶優麗に捕まり、そのまま優麗の占い会社の社員となる。優麗には超有名人たちが相談に来るのだが…。 謎も浅く、特に深刻な問題も起こらない軽い「ライトミス...
就活のためにパソコンやスーツを買い、お金が無くなった石狩くんは、ビルのカーペットを敷くアルバイトの帰りに怪しげな占い師ユーレこと摩耶優麗に捕まり、そのまま優麗の占い会社の社員となる。優麗には超有名人たちが相談に来るのだが…。 謎も浅く、特に深刻な問題も起こらない軽い「ライトミステリ」とでもいうストーリー。コミカルなキャラクター設定で軽く読める。 全体の設定が、短編1本目で「過去を見てきたからね」という超能力的な物から始まるため、どういう世界観なのかがつかめないまま進み始める。しかし、話によっては無理やりであったり、それだけで?というものも有るが、そのあたりはミステリの謎に注目するよりも、脇役と石狩くんの掛け合いを楽しむものであろう。 また、筒井康隆や森見登美彦的に畳み掛けるようなセリフや石狩くん(というか作者の)愚痴も本作の読みどころであろう。 全体に謎が浅く、謎解きを楽しむという点では物足りなさを感じるものの、世代に関係なく楽しめる小説だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
バイトの帰りに偶然出会ったことから,有名な占い師,摩耶優麗の会社,株式会社魔泉洞で働くことになった主人公,石狩くんと占い師摩耶優麗達の周囲で起こる謎をテーマとした日常の謎系ミステリ。更に分類すれば,ユーモアミステリに分類されるだろう。5つの短編からなる短編集だが,個々の作品の所感は以下のとおり 時をかける熟女 パソコンとスーツのローンを背負ったものの,さっぱり就職できない主人公,石狩。カーペット敷きのバイトをするが,バイト代をローンの振り込みに行ったATMですられてしまう。ひょんなことから有名占い師,摩耶優麗と知り合いになり,バイト代を取り返したら,摩耶優麗が経営する会社,株式会社魔泉洞に就職するように掛けを挑まれる。石狩がバイト代をすられたATMに行くと,石狩からバイト代をすった男がいる。石狩は男を追い,摩耶優麗の部下であるウサギという男が捕まえる。しかし,摩耶優麗は,ATMにいた,女性に「お金を返しなさい」と恫喝する。ATMのスリは,スリが現行犯でないと逮捕されないことを踏まえ,すったお金をATMにいた仲間(=女性)に渡していたのだ。ミステリとしてのトリック的な要素はほとんどなし。ユーモアミステリというか,キャラクター小説という雰囲気 まぼろしのパンフレンド パン好きとして知り合った男女。しかし,デートの最中,クリームパンを残して男性が失踪してしまう。真相は,男にストーカーのようにつきまとっていた金持ちの女性が男を監禁していたというもの。クリームパンを残していたのは,リッチな生地というメッセージだった。ミステリというより,単なるユーモア小説。「リッチ」という生地のパンを残していることから,金持ちに監禁されているという真相に気付くとか…ミステリとしてはひどい。バカミス。 謎の転倒犬 石狩が偶然に出会った女性は,ドックスクールに出したあと,散歩していると犬が転倒するようになってしまったという。摩耶優麗のもとに占いに来ていた外務大臣の飼い犬にも同じ症状が。真相は,二人の犬が同じドックスクールに通っていたというもの。縁起をかつぐ大臣の部下に裏切りものがいて,そのようにしつけることで,大臣に失敗させようとしていたのだ。これもバカミス。偶然すぎるだろ…。 狙われた学園 会社の同僚の誘いで合コンに行くと,そこに「謎の転倒犬」で知り合った女性がいた。その場で定期が盗まれたという話を聞く。合コンがあればやってくるという摩耶優麗が定期を盗まれた女性の話を聞き,友達だと思っている女性が手を引き,指紋認証のセキュリティをやぶるために指紋を収集したのだという真相を伝える。これもひどい。推理でもなんでもない。いや,キャラクター小説としては,読めないデキではないけど。ミステリとは言えないデキ 七セット再び 単行本の際の書き下ろし。2年後という設定。魔泉洞の編集担当になった石狩が,強盗に遭う。犯人は,ゴーストライターで,ハンガリー語の本から盗作したことがばれないように盗んだというオチ。これだけはミステリ要素もややある。「時を掛ける熟女」で,摩耶優麗が石狩がパソコンなどをローンで買ったことを知ったのはTシャツのせいだとかの伏線回収もしてある。 全体的な雰囲気は悪くない。「霊能力者小田霧響子の嘘 」という漫画の設定とやたら似ている。ユーモア小説,キャラクター小説としては結構楽しめる。通勤電車で読んだり,寝る前に読むには最適。ミステリとしては不合格。バカミスとしか読めないが,パンフレンドなどミステリとは言えないだろう。トータルでは★3か。
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「謎の転倒犬」を改題 (収録作品)時をかける熟女/まぼろしのパンフレンド/謎の転倒犬/狙われた学割/七セットふたたび
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