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会津藩VS長州藩 なぜ“怨念
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会津藩VS長州藩 なぜ“怨念"が消えないのか ワニ文庫

星亮一【著】

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会津藩VS長州藩 なぜ“怨念

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベストセラーズ
発売年月日 2013/02/22
JAN 9784584393246

会津藩VS長州藩

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商品レビュー

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2023/01/17

会津と長州の関係がわかり易く読める良書だ。 孝明天皇の信頼を得て、京都守護職の立場から天皇を庇護していた会津藩が、天皇の死後いきなり朝敵として扱われ、その悲劇を一身に背負った会津藩をはじめとする奥羽越列藩同盟の諸藩の悲劇に同情を禁じ得ない。本書を読むと改めて薩長に対する怒りを覚え...

会津と長州の関係がわかり易く読める良書だ。 孝明天皇の信頼を得て、京都守護職の立場から天皇を庇護していた会津藩が、天皇の死後いきなり朝敵として扱われ、その悲劇を一身に背負った会津藩をはじめとする奥羽越列藩同盟の諸藩の悲劇に同情を禁じ得ない。本書を読むと改めて薩長に対する怒りを覚えるものである。 長州の中には、奥平謙輔のように会津に対して同情する者もいたが、長州の先鋭はテロリスト同然の連中で、生き残った狡猾な連中が明治政府を作り、その流れが今日に至るまで日本の国家構造を形作って続いている。 日本の保守派による権力構造、軍国主義思想の源流は、吉田松蔭→薩長武闘派→長州狡猾派で型作られたと言える。木戸孝允、山縣有朋の系譜である。 会津と長州の戦いによる怨念もさることながら、明治以降の薩長とりわけ長州に対する嫌悪感が、一層会津の悲劇を引き立たせるものといえよう。 寧ろ私なんかは、会津戦争の結末よりも、「生き続ける長州」とも言える、今日の自民党安倍派や麻生派に連綿と続く長州の血脈に生理的な反発を覚えるものである。

Posted by ブクログ

2013/08/04

明治維新以降、薩長土肥を中心とした藩閥政治であり、それをもとにした教育が行われていたせいか、日本史、特に明治維新を薩長土肥を官軍とし、旧幕府側を賊軍とする流れができてしまっているような気がした。立て続けに、奥羽列列藩同盟側の本を読んだためか、その構図に疑問を感じてきている。 勝者...

明治維新以降、薩長土肥を中心とした藩閥政治であり、それをもとにした教育が行われていたせいか、日本史、特に明治維新を薩長土肥を官軍とし、旧幕府側を賊軍とする流れができてしまっているような気がした。立て続けに、奥羽列列藩同盟側の本を読んだためか、その構図に疑問を感じてきている。 勝者の側からの歴史ではなく、敗者の側から見た歴史についても、もっと知るべきということを再確認した。本書はまだまだ表層の一部のような気がするので、より深く知りたい、また別の視点からも調べてみたいと感じた。

Posted by ブクログ

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