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劉邦の宦官
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2013/02/21 |
| JAN | 9784575238068 |
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劉邦の宦官
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劉邦の宦官
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
ある中国歴史小説を読んで宦官とは…?となり詳しく書かれている本は無いかなと探してヒットしました。 劉邦が皇帝として治めていた時代に出会った小青胡と張釈という2人の宦官が主人公のお話でした。 年を経た小青胡が昔話として誰かにお話を聴かせるというところからストーリーが始まります。 ...
ある中国歴史小説を読んで宦官とは…?となり詳しく書かれている本は無いかなと探してヒットしました。 劉邦が皇帝として治めていた時代に出会った小青胡と張釈という2人の宦官が主人公のお話でした。 年を経た小青胡が昔話として誰かにお話を聴かせるというところからストーリーが始まります。 どうして宦官になったのか、手術、後宮での生活がしっかり書かれていて、小説ですが宦官についてかなり知ることができました。 2人の主人公は後宮でかなりの美形と持て囃されながらも、時には虐げられて酷い目に遭わされます。 傷つきながらも支え合って後宮での生活を送っていたのに、どんどん2人の道が別れていく描写に切なくなりました。 張釈が発した2人の間柄を決定的なものにする言葉が特に…。 劉邦と呂后のお話がベースとなっていて少し残酷な描写もあり苦手な方はいらっしゃるかもしれません。 最後に明かされる小青胡のお話の聴き手に『おぉ…』となります。
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通貞の小青胡と張釈の、悲しい運命の物語。 中国史には詳しくないが、かつての宮廷や、通貞から見た劉邦の盛衰が見られて、おもしろかった。 読みやすい文体で、ラストは一気に読めた。 小青胡と張釈は、どこで変わってしまったのか…。切ないラストは胸が痛かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この作品の中で、私が一番いけ好かない人物は小青胡だ。 (因みに張釈は実在の人物。張釈が建陵侯を廃されたのは、封じられて僅か五ヶ月後のことだ。呂氏滅亡直後失脚か?) 小青胡の奴は結局、まるまる一冊かけて、自分の浮気、心変わりの正当化を図ろうとしただけではないのか。その原因の多くを張釈一人に押し付けて。 そんなだからまるで彼の言葉からは恵帝の評価を上げる説得性がない。最初に恵帝の再評価を聞き手にお願いしているが、彼の語る恵帝に全く魅力が感じられない。要は帝王の器に非ずという印象しか残らなかった。だからこの話の聞き手(最後に正体が明かされる)が自身の著作に採用しなかったような気がした。 そして小青胡自身にも魅力がない。だから張釈が何故彼を生涯愛して止まなかったのか、分からなかった。 小青胡の恵帝への想いにも、疑問が残る。如何にも殉死を望んでいる風に言いながら、実行はしない。世の中自死して殉じる人は多いのに。 結局、後宮に残りたくなかったから、園郎になったんじゃないの? 張釈の下に配属されるかも知れないし、改めて後宮の生き残り戦争に勝ち抜く才覚は無さそうだから。これまで恵帝の庇護の下、宦官としては楽な立場にいたから、後ろ盾の無いこの先が不安だろう。 ならばそんな苦労はせずとも衣食住に困らない園郎は魅力的だ。自由が無いのは後宮も同じ。だったら墓守の方がお気楽だ。そのお陰か100歳まで生きている。張釈などは30歳までしか耐えられなかったのに。 結局、最後には自分の非を幾ばくか認めたような事を言っているが、張釈の想いとはズレている。彼は自身にとって、とても都合の良い夢を見ているだけだ。 小青胡は一見誰にでも好かれるいい子だが、見えない所で無意識とは言え無神経で狡い。自分は少なくとも張釈よりは、まともな人間だと思い込んでいる。契兄弟の約を結びながら、兄らしい役割は一つも果たさなかった癖に、傲慢な事だ。側にいる肉親にすら愛された事の無い、張釈への配慮が足りないと感じた。ことの当時は二人とも幼すぎたとは思う。しかし、晩年になってもこれでは・・・張釈が余りにも憐れ。やり直したいような事を言っているが、小青胡は今も昔も、相手の中の自分にとって都合のいい面しか好きにならないらしい。相手の光だけ受け入れるという。だから張釈の光と闇をひっくるめて、全てを引き受ける覚悟が今ならあるというものではないようだ。 結局自分の為だけなんだな、彼の後悔は。そんなレベルと感じられた。このような小青胡の言葉は信用出来ない。彼は手前勝手な人間に過ぎない。
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