まるふく片想い 花とゆめC

夏芽ミカン(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 2013/02/20
• JAN: 9784592197645

商品レビュー

2013/05/17

良く言えば「正統派」、ちょっと意地悪な表現をしちゃうと「冒険が足りない」
タイトルに遜色はなく、基本、片想いを軸にした話が揃っていた
『＃１』
勇気を出した直の、男らしくなった背中を思い切りブッ叩いて、「よくやった！！」と誉めてやりたくなる
『＃２』
教師→←女子高校生って定番の設定なので、安心感は有り余っている
ラストの白石ちゃんの台詞はホント、反則ｗ
『＃３』
部活の先輩×後輩カップルってのは、現実世界では、少なくとも私の周囲にはいなかったと思うので、憧れるっちゃ憧れますね
『＃４』
個人的に一番、「あ、好きかも」と思った話
女の子が好きな男の子の隣の席に座って、短い時間ながらも、至上の幸福感を味わうってのが、実にイイ
また、再告白の約束を取り付けるって流れも、正道的で惹かれた
『＃５』
片想いってのは、甘酸っぱいだけじゃなくて、カッコいい大人になる為に登っていかなきゃならない『階段』の一歩を踏み出させるほろ苦さも、隠し持っているんだな、と柄になくセンチな事を思ってしまったｗ
『＃６』
好きな娘の前では、ついつい不器用に接してしまいながらも、実直な性格が如実に滲み出ている筒井は、結構、私の中で好感度は高め
心象と心情の表現が、一番に華やいでいる、とも感じられた
実際、続きを読みたくなったのはこれ
『おまけマンガ』
不意打ちのＫｉｓｓ、男でもキュンと来ちゃいますね
「・・・これ以上、かっこよくなるの禁止」、言われてみてぇぇぇ
イメージ通りの少女漫画を読みたい人にはお勧めできるし、私自身も「ハズレ」とは感じなかった。ただ、やはり、「どっか足りない」が拭えない
画も話も、キャラの観点も安定はしているので、次の作品は連作に挑戦して欲しい

2013/04/26

とてもよかったです＞Ｗ＜線がすごく繊細で綺麗！！福岡を舞台にして方言とかすごくいい！！もしかしたらこの作家さんは某先生？かなと思ったのですが、どうなんでしょうか…。でも活動していると知って嬉しいです！また単行本が出るの楽しみです(*^o^*)

2013/02/24

九州の方言でお話が進んでいきます。
博多弁？ってゆーのかな？
だからやりとりがかわいい。

九州に行きたくなります。（私だけ？）